Mリーガー4名が監督になり、それぞれ3ランクのYoutuberを率いたチーム戦、「神域Streamerリーグ」の第9節が8月29日に配信された。
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第9節は実況に小林未沙、解説に渋川難波が登壇。ゲストには鳳玲天々さん(@hourei_1010)を迎えた。
第25試合出場選手
東家:多井隆晴(Sランク)
チームアキレス
南家:白雪レイド(Aランク)
チームアトラス
西家:因幡はねる(Bランク)
チームヘラクレス
北家:Fra(Cランク)
チームゼウス
第25試合
東1局、白雪レイド選手のリーチをかいくぐり、テンパイを入れた因幡はねる選手。見事に親の多井のテンパイ打牌を捕え、2600をアガった。
小さいアガリが続き、全員の点数が平たいまま迎えた東4局。親のFra選手がドラ1の待ちの手をリーチし、因幡はねる選手が赤1ので追っかけリーチ。因幡はねる選手が一発でツモり裏ドラを乗せ、3000・6000のアガリを決め、一気に点数が動いた。
なんと2着から4着まで1500点差以内という、超僅差のしびれる点差のオーラス。トップの因幡はねる選手以外の3人の熾烈な争いは白雪レイド選手が制し、大きな2着を勝ち取った。
第25試合トップの因幡はねる選手は「運が良かったです。今までで一番緊張せずに打てました」と語り、今回のトップに油断することなく「次も出るのでまだ喜べない」と、連投に対する意気込みを見せた。
第25試合結果
1位 因幡はねる(チームヘラクレス)+53.3
2位 白雪レイド(チームアトラス)+4.2
3位 Fra(チームゼウス)▲18.2
4位 多井隆晴(チームアキレス)▲39.3
第26試合出場選手
東家:因幡はねる(Bランク)
チームヘラクレス
南家:鴨神にゅう(Aランク)
チームゼウス
西家:多井隆晴(Sランク)
チームアキレス
北家:ルイス・キャミー(Bランク)
チームアトラス
第26試合
東1局、西家の多井が仕掛けて早々にのテンパイ。そこに親番の因幡はねるさんが切りか切りの選択を迫られるが、見事放銃を回避する打を選択して待ちでリーチ。一発で多井から捕え、7700をアガった。
東2局2本場、因幡はねる選手がドラドラのカン待ちでリーチ。勝負手のイーシャンテンだった多井がをつかみ、因幡はねる選手がさらに5200を加点する。
東3局、親の多井のタンヤオドラ3の満貫テンパイと、鴨神にゅう選手のタンピン赤ドラのリーチ対決。終盤までもつれたが、多井が鴨神にゅう選手の当たり牌を掴み、鴨神にゅう選手の12000のアガリとなった。
南1局、親番の因幡はねる選手がタンヤオのリーチ。ツモって裏ドラを乗せ4000オールとなり、因幡はねる選手の持ち点が50000点を超えた。
南1局1本場、多井がカンでリーチをし、親の因幡はねる選手がすぐさま待ちで追っかけリーチ。今回の勝負は多井に軍配が上がり、多井が因幡はねる選手より5200を取り返す。
南3局1本場、なんとか箱下から脱したい親の多井が7巡目リーチ。残りツモ3回となったところでなんとかツモり、4000オールとなった。
オーラス、因幡はねる選手がリャンメンチーから仕掛けてしっかりテンパイを入れて1000点をアガリきり、自身で連勝を決めた。
第26試合 連勝を決めた因幡はねる選手は、「めちゃくちゃツイてました。リーチがたくさんうまくいったので”リーチ超人”をもらいます。”最速最強”はもうもらったので」とコメントし、笑いを誘った。療養後の登板ということで、「麻雀についても、身体のことについてもご迷惑をかけたのですが、うまくいってるのでご心配なく!」と視聴者へメッセージを送った。
第26試合結果
1位 因幡はねる(チームヘラクレス)+68.1
2位 鴨神にゅう(チームゼウス)+6.9
3位 ルイス・キャミー(チームアトラス)▲23.1
4位 多井隆晴(チームアキレス)▲51.9
第27試合出場選手
東家:歌衣メイカ(Cランク)
チームアトラス
南家:多井隆晴(Sランク)
チームアキレス
西家:鈴木たろう(Sランク)
チームゼウス
北家:松本吉弘(Sランク)
チームヘラクレス
第27試合
東1局、親の歌衣メイカ選手がプロ3人相手にひるまず積極的に仕掛けるが、多井のリーチ・一発・ツモ・赤・裏3が炸裂。歌衣メイカさんは跳満親被りからの痛いスタートとなったが、対局者3人は、首位チームアトラスを抑え込むチャンスとなった。
東2局、たろうの仕掛け、歌衣メイカ選手のリーチ、親の多井の追いかけリーチと3者がぶつかるが、たろうの1300・2600ツモアガリで決着となった。
東3局、多井が高めイッツーのピンフ・ドラ1をリーチ。歌衣メイカさんから高めを一発で捕え、12000のアガリを決める。
南1局、多井のリーチに、親の歌衣メイカ選手がシャンポンで追っかけリーチ。なんとこれを一発ツモ。2600オールのアガリを決める。
南2局、親の多井のリーチに対し、歌衣メイカさんが無スジも赤も押し切って追いかけリーチ。その漢気が見事に3000・6000のアガリを引き寄せ、ダンラスだったところからトップまで狙える点差まで復活した。
南3局、親のたろうは2局連続待ち牌選択を成功させ、”ゼウスの選択”を魅せてトップ目に立った。迎えた南3局2本場、多井のリーチに松本がホンイツで仕掛け、松本が多井から8000を討ち取り、松本の持ち点は7400点から17000点まで復活した。
オーラス1本場、歌衣メイカ選手が仕掛けてテンパイ。親の松本が終盤でようやく追いつき、シャンポンでリーチを打つと、なんとこれが一発ツモの4000オールに。このアガリで、トップのたろうと1800点差の2着まで迫った。
オーラス2本場、トップが欲しいチーム4位のヘラクレス松本と、1つでも上の着順で終えたいチーム首位のアトラス歌衣メイカ選手の仕掛け合戦に。終盤で手詰まりしたたろうから松本の当たり牌が放たれ、松本の12000のアガリとなった。
オーラス3本場、多井がホンイツで仕掛けるが、親の松本の手が早く、5巡目リーチが飛んでくる。テンパイしていた多井が松本の当たり牌を掴み、松本の12000のアガリとなった。松本は4局連続で満貫をアガリ、56300点のトップ目に立った。
オーラス4本場、歌衣メイカ選手とたろうが僅差の2着争いとなるが、ここは果敢な暗槓からリーチに出た歌衣メイカさんがアガリきって2着へ浮上。チーム首位であることに甘えず、攻めてポイントを守りきった。
第27試合トップをとった松本は、「ねるちゃんが2連勝で頑張ってくれて嬉しい」「6連勝条件だなと思ってたところ3連勝できたので、残りの3連勝もチームの3人がなんとかやってくれると信じてます」と語った。
第27試合結果
1位 松本吉弘(チームヘラクレス)+72.5
2位 歌衣メイカ(チームアトラス)+2.5
3位 鈴木たろう(チームゼウス)▲21.0
4位 多井隆晴(チームアキレス)▲54.0
本日結果おさらい
チームヘラクレス+193.9(因幡1着 因幡1着 松本1着)
チームアトラス▲16.4(白雪2着 ルイス3着 歌衣2着)
チームゼウス▲32.3(Fra3着 鴨神2着 たろう3着)
チームアキレス▲145.2(多井4着 多井4着 多井4着)
4位だったチームヘラクレスが大きな3連勝で大幅に回復、僅かながらも優勝の芽を残して最終日を戦うこととなった。チームアトラスはトップを取れなかったものの失点を防いでゼウス、アキレスとは点差を広げることに成功、優勝に向けて大きなアドバンテージを確保して最終日を迎える。
ゼウスはあと一歩上に立てずとなったが粘って最終日に望みを繋いだ。アキレスは肝心要な多井が苦しみ一歩厳しい立場となったが咲乃もこ選手、天宮こころ選手、郡道美玲選手がどのような形で意地を見せて戦うかに注目だ。
次節配信、お知らせ
次節は9月12日18時から放送。実況は小林未沙、解説は土田浩翔が務める。
本日行われていた、福岡市天神、名古屋での神域リーグのパブリックビューイングイベントは最終節9月12日も開催される。入場料は無料。その上、福岡会場では来場で「神域リーグポストカード」、カフェ利用で「チームロゴステッカー」がプレゼントされる。名古屋会場では来場で「神域リーグステッカー」、施設予約用会員登録で「チームロゴステッカー」がプレゼントされる。