麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」32日目が11月25日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:萩原聖人
南:渋川難波
西:東城りお
北:白鳥翔
第2試合
東1局は白鳥がのポンから軽快に仕掛けていき、東城から1000のアガリ。
東2局は白鳥が遠くに小四喜を見て手を組んでいき、終盤に東・西・チャンタ・ドラ1のテンパイ。
そこに親番の渋川が待ちでリーチ。
白鳥がを掴むが、を切り待ちを変える。
直後に渋川がをツモ。1000オールのアガリ。
東2局1本場、白鳥の先制リーチに渋川が12000のテンパイで押し返していくが、決着は付かず流局。
続く東2局2本場、渋川が3巡目にをポンして嵌のテンパイ。
そこに白鳥がピンフ・赤1のリーチをぶつける。
渋川がをツモって決着。再び1000オールのアガリ。
東2局3本場は東城の1人テンパイで流局。
東3局4本場、萩原が3巡目に赤2の両面先制リーチ。
親番の東城が役無しドラ無しの嵌で追いつく。
親番ゆえに追いかけリーチを選択。
残り枚数ほぼ互角のめくり合いは、東城に軍配が上がる。
をツモ、1000オールのアガリで連荘となった。
東3局5本場、東城が待ちの先制リーチ。
渋川が静かに嵌の2600テンパイを入れる。
を引き入れ一気通貫のテンパイとなった萩原がリーチを宣言するが、で渋川に放銃。
渋川2600の加点で局が進む。
東4局、東城がイーシャンテンのターツ選択で裏目を引いてしまうが、フリテンターツを残しテンパイ。
ドラのを打って待ちのダマに受け、次順にツモ切りリーチを敢行。
なんとを一発ツモ。
裏も1枚乗り、3000・6000の東城らしいパーフェクトなアガリが決まった。
東城と渋川がリードを築き南入。
南1局、親番の萩原がのシャンポン待ちで先制リーチ。
そこに渋川がピンフ・ドラ3の手で追いかけリーチ。
萩原がを掴んで渋川のアガリ。
8000の加点で再び東城をかわした。
南2局は東城がを重ね、三面張の先制リーチ。
萩原がの対子落としを選択し放銃となる。
Mリーグでは連風対子の採用がないため、東城2600のアガリ。
南3局、渋川とデッドヒートを繰り広げている親番の東城が先制リーチ。
赤3の萩原がをチーしてテンパイ。
現物のを切ってシャンポン待ちを選ぶ。
萩原がを引いてしまい、ツモ切って東城に放銃。
東城3900のアガリで渋川を僅かに上回る。
続く南3局1本場は渋川の1人テンパイで流局。
オーラスは渋川が46800点持ち、東城が45000、親番の白鳥が13900、萩原が-5700という並び。
先制テンパイは渋川の嵌。逃げ切りを狙う。
東城が追いつき嵌のテンパイ。役無しだがリーチはかけずの選択。
そこに親番の白鳥が待ちでリーチ。
の対子落としを選択したことで満貫の手に育った。
この対子落としが見えている渋川と東城は撤退。
終盤に白鳥がをツモ。
4000オールのアガリを決めた。
続くオーラス3本場、白鳥が再び先制リーチ。
アガりさえすればトップのまま終われるこの局面で大物手を手にした渋川。
ドラのを切って待ちで勝負に出る。
両者ともに負けられないめくり合いは白鳥がを掴んで終局。
渋川12000のアガリで大きなトップとなった。
渋川は嬉しい今期2勝目。
白鳥のラス無し記録は継続となった。
第2試合結果
1位 渋川(サクラナイツ)+76.5
2位 東城(フェニックス)+20.8
3位 白鳥(ABEMAS)▲27.4
4位 萩原(雷電)▲69.9
11月25日トータル結果
ABEMAS(松本1着・白鳥3着)+39.5
サクラナイツ(内川3.5着・渋川1着)+31.9
フェニックス(茅森3.5着・東城2着)▲23.8
雷電(瀬戸熊2着・萩原4着)▲47.6
ABEMAS、サクラナイツがポイントを伸ばし、フェニックス、雷電がややポイントを減らす結果となった。その結果4位から7位がかなりの僅差となり、全体のスコア差がぎゅっとつまる一日となった。全チームが32試合を終え、これでレギュラー全日程の1/3を終えたこととなる。今後どのように各チームのスコアが推移していくのか注目だ。
第2試合各局詳細
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