麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」48日目が12月23日（金）に開催された。

第1試合出場選手

東：高宮まり

南：魚谷侑未

西：園田賢

北：松ヶ瀬隆弥

第1試合

本日は年内最終日かつ、レギュラーシーズン折り返しの日。

東1局は親番の高宮がピンフ・赤1の手で先制リーチ。

は山に5枚残り。

リーチ宣言牌として打たれたを園田がポン、果敢に押し返していく。

魚谷にも役無しのテンパイが入り、ドラのを勝負。

それを園田がチーして一気に3人テンパイとなった。

園田がを掴み、そのままツモ切って高宮に放銃。

高宮が5800を加点してスタート。

続く東1局1本場、先制テンパイは松ヶ瀬。

からを打っていたことで、を引き入れて嵌待ちに。

これをダマに受ける。

園田はマンズのホンイツに向かい、三面張でのテンパイ。

そこに高宮がダブを暗カンして中スジの嵌でリーチを決行。

魚谷が現物のを抜き、松ヶ瀬の1300が決まる。

打点こそ小さいが、松ヶ瀬の技量が光る1局だった。

流局を2回挟んで東2局2本場。

高宮がをポンしてピンズのホンイツに向かい、僅か6巡でのアガリ。

1300・2600の加点に供託を加え、持ち点は4万点に迫る。

東3局は自風が暗刻の高宮が魚谷から1000をアガって局消化。

は中スジになっていた。

東4局も高宮の快進撃が続く。

ピンフ・ドラ3の三面張をダマに構えると、直後に魚谷から打たれたを仕留める。

8000のアガリを決めて南入。

流局を2回挟んで南1局2本場。

園田が3巡目に嵌でタンヤオのリーチ。

が3枚見えたことで、イーシャンテンの魚谷からがこぼれる。

裏は乗らず2600のアガリ。

南2局は今試合5回目の流局。

続く南3局1本場、親番の園田が辺での先制リーチ。

待ったをかけたのは2着目の松ヶ瀬。

両面チーをしてテンパイを入れると、を凄い迫力でツモ。

1000・2000のアガリでオーラスへ。

オーラスは高宮が49500点持ち、親番の松ヶ瀬が24400、園田が16800、魚谷が9300という並び。

松ヶ瀬がを槓子にするが、園田と魚谷に捲られやすくなること、守備力が低くなることを理由にツモ切りの選択。

先制リーチは魚谷。

配牌イーシャンテンを高目ツモ跳満の手に仕上げ、勝負を掛ける。

テンパイを入れていた高宮がをツモ切り、魚谷のアガリになるかと思われた。

しかし魚谷はこれをスルー。

でのアガリだと裏が乗らなければ園田を捲ることはできない。

一方をツモると松ヶ瀬も捲り2着目に浮上するため、魚谷はこれに賭けた。

祈り届かず、結果は流局。

松ヶ瀬はをカンしなかったことで守備に徹することができ、2着を死守した。

着順変わらずゲーム終了。

高宮は今期13戦登板して4勝目。

持ち前の攻撃力でラスは僅か1回という強さを見せ、個人スコアは暫定4位となった。

第1試合結果
1位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+69.5
2位 松ヶ瀬(風林火山)+3.4
3位 園田(ドリブンズ)▲24.2
4位 魚谷(フェニックス)▲48.7

第1試合各局詳細

第2試合結果記事

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