Mリーガー5名が監督になり、それぞれ3名のVtuverを指名して行われるチーム戦、「神域リーグ2023」の第1節が5月26日に配信された。
▼麻雀ウォッチでは個人、チームスタッツも公開中!
システム説明
前期の個人タイトルは「個人スコア」「半荘最高スコア」「4着回避率」の3タイトルだったが、4着回避率が廃止となり、最高打点部門と放銃率部門の2部門が新設。また、今季も監督はタイトル対象選手にはならない。
また、タイトル獲得対象の成績にはセミファイナル、ファイナルの試合も含まれる。
池袋、福岡にてPV開催!
池袋、福岡にてPVが開催された。上記は池袋PVの様子。大きな会場は定員となり、大きな声援がこだまする大盛況となった。第2節以降も池袋、名古屋、福岡にてPVが開催される。いずれも公式アカウント等でアナウンスされるのでお見逃しなく!
第1試合
東家:白雪レイド
チームアキレス
南家:歌衣メイカ
チームアトラス
西家:天開司
チームグラディウス
北家:天宮こころ
チームゼウス
第1試合は前期も出場していた各チームのドラフト1位指名選手が出揃う戦いとなった。
前シーズンで猛威を振るったMVP歌衣メイカ選手、今季も場を制圧するのか?東1局に先制リーチ。いきなり一発ツモ裏3の驚愕の倍満を決めて一気にリードを得てのスタートとなった。
親番だったのは白雪レイド選手。また今季も不憫枠となってしまうのか?
しかし東3局、ペンチャンながらも場況良しと判断したペンリーチをツモアガリ。2000・4000で反撃開始。
東4局、今度は親の天宮こころ選手が仕掛けて歌衣メイカ選手から5800。3選手のつばぜり合いが続く。
その後の1本場は白雪レイド選手と歌衣メイカ選手の2軒リーチ。聴牌で追いついた天開司選手が果敢にドラ切りで追いかけるがこれが捕まってしまい白雪レイド選手が8000のアガリに。
天開司選手が苦しい状況となり南入。
僅差の戦いを一歩抜け出したのはこのアガリ。南2局2本場、天開司選手のリーチにドラ暗刻の白雪レイド選手が無筋を押しての現物待ちに構えてツモアガリ。2000・4000のアガリでトップ目に浮上。
なんとか親番を繋げたい天開司選手、ドラドラの追いかけリーチにたどり着いたがこのリーチ合戦もあえなく敗北。苦しい状況のままオーラスを迎えた。
オーラスは的確に仕掛けた白雪レイド選手がアガリきって決着。前期の神域リーグでトップを獲得できない不憫枠だったが今季は開幕戦での勝利を飾った。
第1試合結果
1位 白雪レイド(アキレス)+63.6
2位 歌衣メイカ(アトラス)+15.7
3位 天宮こころ(ゼウス)▲11.8
4位 天開司(グラディウス)▲67.5
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第2試合
東家:風見くく
チームグラディウス
南家:桜凛月
チームゼウス
西家:渋谷ハル
チームアキレス
北家:鈴木勝
チームアトラス
第2試合は今季デビューの選手が揃った。誰が初陣を飾るのかに大いに注目が集まった。
鈴木勝選手が細かく加点を続ける序盤だったが、東3局に満貫ツモを決めた渋谷ハル選手がトップ目に浮上。
東4局も早いリーチで8000を決めて荒鳴加点。一歩リードを広げた。
南2局、風見くく選手のリーチを受けながらも、桜凛月選手がホンイツ聴牌。の3900から、高め満貫となる待ちに待ち換えを行い即座に高めツモ、混戦を切り裂く2000・4000を決めた。
序盤の優勢からやや加点が遠ざかっていた鈴木勝選手、南3局の親番で的確な手順での親リーチ。6000オールの大きな加点で一気に抜け出しトップ目に浮上した。
南4局2本場、苦しい戦いとなっていた風見くく選手のリーチ。親の桜凛月選手が追いついてリーチに出るも宣言牌が放銃に。しかし裏ドラは乗らずに2600で着順はそのままで決着。
鈴木勝選手が初陣を勝利で飾った。インタビューでは前期ヘラクレスで活躍していた師匠の千羽黒乃に感謝の言葉を述べた。
第2試合結果
1位 鈴木勝(アトラス)+58.5
2位 渋谷ハル(アキレス)+6.1
3位 桜凛月(ゼウス)▲19.5
4位 風見くく(グラディウス)▲45.1
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第3試合
東家:桜凛月
チームゼウス
南家:朝陽にいな
チームグラディウス
西家:咲乃もこ
チームアトラス
北家:或世イヌ
チームアキレス
なんと早くも連闘策。第2試合で3着だったチームゼウスの桜凛月選手が連闘。朝陽にいな選手、或世イヌ選手は神域リーグ初出場となった。
東1局、咲乃もこ選手が先制リーチで8000のアガリを決めて一歩リード。
しかし放銃にまわった或世イヌ選手も2000・4000のアガリで追い上げて横並びの展開で南入。
南1局も競り合いを制して咲乃もこ選手から5200を討ち取りトップ目に浮上した。
しかしここから強さを発揮したのがゼウスに新加入した桜凛月選手。咲乃もこ選手の先制親リーチに追いかけて一発ツモ。裏ドラも1枚乗せての3000・6000で一躍トップ目に。
南3局、南4局も他家の攻めをいなしてアガリきってチームの初勝利をもぎ取る事に成功した。
第3試合結果
1位 桜凛月(ゼウス)+62.0
2位 或世イヌ(アキレス)+7.0
3位 咲乃もこ(アトラス)▲23.4
4位 朝陽にいな(グラディウス)▲45.6
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第1節結果
第1節結果
アキレス(白雪1着・渋ハル2着・或世2着)+76.7
アトラス(歌衣2着・鈴木勝1着・咲乃3着)+50.8
ゼウス(天宮3着・桜3着・桜1着)+30.7
グラディウス(天開4着・風見4着・朝陽4着)▲158.2
アキレス、アトラス、ゼウスがそれぞれ1勝ずつ。各チーム共に新戦力が着実な活躍を決めた事も大きく今後に繋がるだろう。グラディウスは厳しい幕開けとなったが。各メンバーの気持ちは前向き。ここからしっかり這い上がっていきたい。
今後のスケジュール
第2節は6月5日18時から開催。実況小林未沙、解説鈴木優、仲林圭の布陣での放送となる。
各チームの抜け節は上記の通り。
アキレス:2,10
アトラス:5,8
ゼウス:4,6
ヘラクレス:1,7
グラディウス:3,9
終盤に抜け節があるチームはそれまでの段階にうまくポイントをまとめていくことも作戦として考える必要がありそうだ。
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