麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2023-24」36日目が11月17日(金)に開催された。
第1試合出場選手
東:内川幸太郎
南:白鳥翔
西:東城りお
北:勝又健志
第1試合
東1局、全員イーシャンテンという状況から先制リーチを打ったのは親の内川。待ちは2枚切れのカンと決して良くないが、手牌には赤が2枚で打点は十分。
直後にをポンしていた東城がカン待ちのテンパイ。さらに白鳥もピンズの一気通貫で仕掛けて待ちのテンパイに。
そして勝又も絶好のカンが埋まって待ちで追いかけリーチを敢行、4人の捲り合いに突入する。勝又がリーチをかけた直後に内川がを掴んで決着。軍師の巧妙な2枚スルーが最高目かつ一発のアガリで実を結び、12000の加点に成功した。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) November 17, 2023
東1局、#勝又健志 選手の跳満のアガリ!
親の内川選手が先制リーチ!
東城選手、白鳥選手も仕掛けて聴牌!
しかし着実に手を進めた勝又選手が追いかけリーチ!
一発で高めの?でアガリを決めて12000の加点に成功!
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東2局は親の白鳥がダブを暗刻にして勝負手となるも、他3者が仕掛けに警戒して全員ノーテンで流局。
続く東3局1本場は親の東城にダブが暗刻。門前進行を試みるも、思うように手が進まずの両面チーから仕掛けて終盤に待ちのテンパイ。自風が暗刻の白鳥もチーテンを入れるが、打ち出したで放銃となる。東城が5800のアガリを決めて連荘に成功。
東3局2本場、内川がピンフの待ちで先制リーチ。そこに勝又も追いつくが、を対子落としして一旦撤退。すぐに待ちで張り返すと、ここはヤミテンを選ぶ。白鳥が中スジとなったを打ち出し、勝又が2600のアガリで局を進める。
東4局は中盤に内川がピンフドラ1の待ちで先制リーチ。ここまで苦しい展開を強いられていた内川だったが、ここはを一発でツモって復活。2000・4000のアガリで3着目まで戻って南入。
南1局は勝又がタンヤオで仕掛け、内川から2000のアガリ。トップ目を維持して局を進めていく。
南2局、親の白鳥がドラのカン待ちで12000確定の先制リーチ。手形の良い内川が無筋を勝負していき、待ちで追いかけリーチ。対3面張では白鳥も歯立たず、を掴んでしまい放銃。裏は乗らず内川は3900の加点となる。
南3局、南3局1本場は2局続けての流局。南3局では親の東城が12000以上確定の先制リーチを放つも、最終手番で七対子のテンパイを入れた白鳥との2人テンパイで流局。南3局1本場は内川、東城、白鳥の3軒リーチに発展するも決着は付かなかった。
続く南3局2本場、勝又がカンをチーしての後付けでテンパイ。そこに内川がノベタンの待ちでリーチを敢行する。白鳥も負けじとタンヤオで仕掛けるも、掴んでいたを打ち出して勝又に放銃。勝又は1300と供託5本を回収し、東城の満貫ツモ圏外に出てオーラスへ。
オーラス、持ち点は親の勝又が42,600、東城が29,600、内川が19,400、白鳥が8,400という並び。勝又がをポンしてソウズのホンイツへ向かい、待ちのテンパイ。そこに東城がピンフドラ2高目一盃口の待ちでリーチ。ツモなら無条件、ツモなら一発か裏1という条件だったが、この時点では山に無くが僅か1枚のみ。リーチを受けて勝又は撤退を選ぶ。終盤にイーシャンテンの白鳥がを打ち出して決着。最後は東城が8000のアガリを決め、着順変わらずゲームセットとなった。
巧妙な手組と鉄壁の守備力でリードを維持し続けた勝又が今季4勝目となるトップ獲得。
解説の寿人は第1試合を振り返り、「完璧なゲームメイクだった」と勝又を絶賛した。
第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+62.6
2位 東城(フェニックス)+17.6
3位 内川(サクラナイツ)▲20.6
4位 白鳥(ABEMAS)▲59.6
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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