※タイムシフトは6月24日23:59まで
日刊スポーツ杯スリアロチャンピオンシップとは
協会、最高位戦、RMU、麻将連合所属プロが参加するワンデー競技大会。
1年で8回開催され各回の優勝者同士でグランドチャンピオン大会が開かれる。
簡単なルールとしては一発裏ドラあり、オカあり、5P-15Pのウマがある。
トータルスコア上位4名がスコア持越しで決勝戦を1回打ち、優勝者を決める。
今回は6月度決勝卓についてレポートする。
対局者紹介
津田岳宏:196.4P
優勝出来なければ坊主宣言!弁護士の彼は自分の髪を守ることが出来るのか!?
小平崇弘:158.6P
目標は津田を坊主に!追いかけ一番手として検察側に立つ。
菊崎善幸:113.3P
初の配信対局。自分の誕生日を自分の優勝で飾りにかかる!
浜田修:107.9P
前回出場時は金太賢に4連勝され、今回は津田に。ここからの大捲りを狙う!
観戦記
東1局 ドラ
坊主マッチ・・・いやいやスリアロチャンピオンシップ決勝の開局である。
菊崎、浜田はトップを取るだけでなく並びをも意識する必要がある。二番手の小平もトップ必須で津田を3着以下には落としたい。
南家の津田が先制リーチを打つ。
大きくリードしている局面においてリーチを打つと時に恰好の的となってしまうことから、ヤミテンに構えることが多いだろう。津田は通常通り打つとの宣言通り、ここはリーチと出たことで最高の結果に導く。菊崎が津田を的にした追いかけリーチを打つもを掴み、カンドラ、ウラドラをセットにして津田に8000の放銃となる。
津田は「ビッグタイトル決勝でリーチ後に緑一色を放銃してしまう人」とは一味違うのだ。自分がトップかつ津田にラスを押し付けたいが、マンガンを放銃した菊崎、親落ちした浜田はいきなり崖っぷちとなる。
東2局
南家小平が平和リーチをツモり700/1300を和了。
小平は自分がトップなら津田が2着でも7800点差をつければ優勝である。
東3局 ドラ
点棒を持った津田が三副露!自分がドラを2枚持っている分、裁き易い。
リーチ宣言牌のを捉える。
ポン
大きな大きな3900となる。
東4局 ドラ
津田親番の連荘は全員が阻止をしたいところ。
小平が平和を津田から和了し南入となる。
浜田:23300
菊崎:14700
小平:24800
津田:37200
南1局 ドラ
浜田にとっては落とせない親番であったが、テンパイを入れることが出来ず小平の一人テンパイで流局。浜田は必然的に和了に対し大きく制限がかかってくる。
南2局 1本場 供託1 ドラ
津田がウイニングランのスタートを切る。菊崎も脱落し優勝者が2人に絞られる。
ポン ツモ
南3局
ウイニングランは加速。誰にも止められない。なんと親の連荘なく8局終了が確定する。
この局親だった小平が少しオリ気味になってしまったことが少し勿体ないか。是非同じ状況になった場合は次は恐れず攻めて欲しい。
南4局
津田41200 196.4P
浜田21900 107.9P
菊崎13100 113.3P
小平23800 158.6P
優勝条件は
浜田:菊崎:ダブル役満ツモ若しくは役満直撃
小平:三倍満ツモ若しくは倍満直撃
である。
バスケットの先生が何と言おうと試合終了。津田の18回牌を切るウイニングランとなった。
津田のスコアは242.6ポイント。歴代最高ポイントだそうだ。
最後のインタビューでしきりに平賀プロに麻雀の内容に関する質問を繰り返していた。勝ってなお強者の意見を聞く謙虚な態度を見せていた。弁護士という異色の雀士である津田は今後の麻雀界のキーパーソンであり、活躍が期待される。髪の毛も無事守り切りました!
スリアロチャンピオンシップ6 月度優勝は・・・
最高位戦日本プロ麻雀協会 津田岳宏プロでした!
おめでとうございます!
<オマケ画像>
あ、津田さんに抜かれるまで俺が記録保持してたみたい(笑)
次月度は参戦しよーっと!