鈴木たろう・鈴木達也による初のトークイベント「DS~たろう・達也の本音を暴こう!」が9月23日(土)に上野で行われます。普段は多くを語らない二人が、このイベントに先駆けて、インタビューに答えてくれました。
プロフィール
鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)
生年月日:1973年10月4日
出身地:茨城県
血液型:B型
タイトル:第15期最強位、第2期優駿位、第4期愛翔位、第14期無双位、第10回ビッグ1カップ、第8期野口賞、第9・11・12・13期雀王、第10回オータムチャンピオンシップ
鈴木達也(日本プロ麻雀協会)
生年月日:1977年8月22日
出身地:埼玉県
血液型:AB型
タイトル:第5期王座戦新人王、第2・6・8・10期雀王
「DS」は「ダブル鈴木」ではなく「ダブルセンス」
-----イベントを行うきっかけは?
達也:まず2人で洋服を作ろうということになって、自分たちで探したんだけどものすごく高くて。そこでたろうちゃんの知り合いが作ってくれるって事になって。
-----服を作ろうと思った理由は?
たろう:RTDリーグやフリースタイル雀ジョンといったAbemaTVの番組に出るようになったので、そのときに何かあった方がいいかなと思って。2人ともしゃべれないから。
達也:特に僕なんかしゃべれないから。
たろう:で、その服のブランド名を「ダブル鈴木」だったので「DS」にしようと。でも「ダブル鈴木」だと格好悪いから、「ダブルセンス」で「DS」になって。ちょうどファンと交流するトークイベントをやらないかという話が合ったときに、DSも一緒に、ということになりました。
-----販売してみたら、2人のブランド力もあって、凄い反響でしたね。
たろう:Twitterで買いました!と結構言われましたね。
達也:内川(幸太郎)くんがオクタゴンに行ったときに、このシャツを着ている人と会ってびっくりしたと。
たろう:多井(隆晴)さんも言ってた。「俺のゲストの時にこのシャツ来てきた人いたんだけど」って(笑)
-----シャツを着てない時もあるのはなぜですか?
たろう:それは達也が負けたから着たくないとごねてるんですよ(笑)
達也:このシャツを着てからしばらく麻雀勝てなくなって。自分はそういうのを信じちゃうタイプなんで。でもせっかく作ってもらったんだから着ないとダメですよね。
たろう:このシャツを着た記事がYahooニュースに載ったんですよ。昔の知り合いから載ってるぞなんて言われて。
▼「観る雀」も注目 麻雀プロたちの個性的なこだわりファッション - AbemaTIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170811-00010001-abema-ent
▲達也は白、たろうは黒のシャツを着用している
最初は「何こいつ」と思った!?
-----お二人が最初に出会ったのはいつなんですか?
達也:自分が25歳くらいだったかな。15年前。昔は対局終わった後に飲みに行こうぜみたいな感じでした。そのときに、たろうちゃんと二見(大輔)さん(当時は日本プロ麻雀棋士会)がいたのを覚えてます。
たろう:その飲み会は覚えているけど、そのときに達也がいたのは知らなくて。達也はまだ協会に入ったばっかりだったから。
-----当時お二人の印象は?
たろう:当時「オカルトバスターズ※」とかやっていて、若手では目立ってたんですよ。そのときに 村上(淳)君とか(小林)剛君とか水巻(渉)君とかとよく勉強会をやっていて。多井さんの名前とかも聞きましたけど「連盟の多井ってやつが強いらしいよ」みたいな。そんな感じで「協会の達也ってやつも結構強いらしいよ」というのを聞いたりして「へー」みたいな。そのときに達也ってやつがいるんだということを認識して。その後、達也が「第5期 王座戦新人王」(主催:月刊プロ麻雀)というタイトルを獲って。
※オカルトバスターズ・・・「月刊プロ麻雀」という誌上で、最高位戦Aリーガーになったばかりの村上淳、μツアー選手の小林剛(数ヶ月後に認定プロ)、棋士会の鈴木たろう(数ヶ月後に最強位)の三人で結成されたユニット
-----それが達也さんの初タイトルですか?
達也 そうですね。
-----達也さんから観てたろうさんはどんな感じでしたか?
達也 そのときはいい感じの先輩だなと思いました。ただ、そこから少し時間があいて協会に入ってきて、僕らがAリーグをやっていた時に見に来て。凄い言われたんですよね。「えーそれはちょっとさ、ダメじゃ無い?」みたいな(笑)でもそのとき自分もプライドがあるわけじゃないですか。Aリーグにいて。たろうちゃんも協会に入ってきたばっかりだから全然知らないし。何こいつみたいな(笑)
たろう:(笑)
-----たろうさんはこれまでの実績が考慮されて、B2リーグから入ったそうですね
たろう:そのとき最強位も獲って、何個かタイトルも持ってて、さすがに達也とはいえど、俺のことは知ってるだろうというイメージで言ったんだろうね(笑)
達也:「鈴木たろう」は知ってたけど、まだそのときはしゃべったことがないし、仲良いわけじゃ無かったから。
たろう:ちょっと厚かましかったですね(笑)
-----そこからたろうさんがAリーグにあがって、名勝負が繰り広げられるようになるわけですね。
たろう:5期に入会して、7期からAリーグになりました。そのとき達也は協会内のブランドだったんですよ。で、僕自身は元々評価されていると勝手に思ってて(笑)、協会のAリーグなんてたいしたことないだろうなんて思ってたんですよ(笑)だから達也といえど、そういう生意気なこと言ったんでしょうね。
達也:それが凄い印象あったんですよね(笑)
-----そして7期の雀王決定戦でお二人が激突し、伝説の対局となったんですね。
達也:そうそう。僕が6期を獲ってディフェンディングで。鈴木たろう・小倉孝・赤坂げんきで第7期雀王決定戦を戦ったんです。
▼いまだに語り継がれる伝説の対局は漫画にもなっている。鈴木たろう最大の苦悩(片山まさゆき) - 麻雀豆腐
http://majandofu.com/manga/katayama-masayuki-snd-vol1/
-----8期が達也さん、9期に初めてたろうさんが雀王になり。その後は達也さんとたろうさんの二人で雀王を独占すると。
▼歴代雀王
第1期 土井 泰昭
第2期 鈴木 達也
第3期 尾崎 嘉紀
第4期 鍛冶田 良一
第5期 須田 良規
第6期 鈴木 達也(2)
第7期 小倉 孝
第8期 鈴木 達也(3)
第9期 鈴木 たろう
第10期 鈴木 達也(4)
第11期 鈴木 たろう(2)
第12期 鈴木 たろう(3)
第13期 鈴木 たろう(4)
第14期 木原 浩一
第15期 角谷 ヨウスケ
たろう:第14期からなくなっちゃいましたけどね(笑)
達也:僕なんかAリーグから落ちそうですけどね・・・
-----そこ、聞いても大丈夫ですか?
達也:はい、大丈夫です
鈴木達也は「運王」!10年以上ツイていた!?
-----最近の達也さんの不調は、協会の人も驚いていると思うんですが、自分的に変だと思う所はあるんですか?
達也:多分、今年色々ダメなところも絶対あるんですけど、普段通りやっているんですが、本当にツイてないなと。RTDでもそうでしたし。なんでこういうのがテンパれなくなっちゃったんだろうと感じてます。もう賞味期限なのかな。。。
-----とはいえ、短期の負けじゃないですか。10年以上勝ち続けているわけですから。
達也:だんだん相手も強くなっているのもあると思います。あとはこれまで色々な対局で勝ってきましたけど、いままでがよっぽどツイてたんじゃないかなと思って。萩原(聖人)さんとも話してて「達也、お前この10年間鬼のようにツイてたんじゃないか」って
たろう:10年間ツイてたらそれ実力だろ(笑)
達也:確かに。でも昔からお客さんや同僚に「運王」ってあだ名で呼ばれてたんです。麻雀に関してすっごいツイてる人間なんですよ。それを頼りにやっていたので、だから「なんでこんなのが入らないんだろう」って思っちゃうのかな。もちろん読みも自信ありますけどね。
-----たろうさんから見て、最近の達也さんはどうですか?
たろう:特にないですね。達也は達也だと思っているんで。なんで勝たないんだろうなと思って見てますけどね。
本当はしゃべれる鈴木達也 ※お酒が入れば
-----このあたりはイベントでファンから質問が来るかもしれないので、この辺で(笑)イベントはどのようなスタイルで行われるのでしょうか?
達也:基本的には歓談しながら、交流を深める感じですね。その中で質問とか何切るなどの企画も絡めながら。
たろう:達也は本当はしゃべるんですよ。お酒飲めばしゃべるんで。楽してるんですよ。メディアの前では。
達也:違うよ!しゃべろうとすると、どもっちゃうの!
たろう:それはあるね
達也:言うことを忘れちゃうんですよ。止めてくれる人がいるといいんだけど、それを放置されるのが本当に恥ずかしくて。
たろう:そして顔芸になるんだよね(笑)
-----お二人にはどんなファンが多いですか?
達也:僕はおばさまが多いですよ。50~70位の。お店に来ることもあるし。サインだけもらいに来るとか、岩手からおばあちゃんが来たり。
-----たろうさんはなかなか会う機会が無いですよね
たろう:はい、どういう人が僕のファンなのかがわからないな
達也:たろうちゃんは若い人から人気ありそうだな。で、俺は麻雀が古風じゃないですか。だから年配の人から好かれるのかも。
------ファンへのメッセージを
たろう:せっかくこういう機会をいただいたので、この期にファンの人と親密な話ができたらいいなと。
達也:あとは僕らにこうして欲しいとか聞いてみたいですね。お店にいるとよく言われるんですよ。「そろそろ髪切ったら?」とか(笑)
-----では、もっとディープなお話が聞きたい方はイベントに来ていただきましょう!本日はありがとうございました!
イベント情報
第1回「たろう・達也の本音を暴こう!」
【開催場所】
東京都台東区東上野2丁目18−7共同ビル上野3F
【開催日時】
2017年9月23日(土)
18時30分より受付開始~
18時45分スタート~21時30分まで
【参加費用】
1万円
※定員20名、応募数により増やすことも検討します。
※公式サイトのフォームにお申込みを頂き、当日受付にてお渡し下さい。
【公式サイト】
https://appli-c.com/ds/