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ネマタの戦術本レビュー第541回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき  その21」

ネマタの戦術本レビュー第541回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その21」

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Q32

 打

 麻雀順位予想計算機で調べたところ、南2局開始時点でのトップ率は71.1%。ここで2000点をラス目東家から出アガリして南3局になればトップ率82.4%、8000点を出アガリした場合は88.7%になるようです。額面上では8000点は2000点の4倍ですが、着順を考慮したうえでの価値は1.6倍程度。手変わりしたうえで8000点をアガれる確率がどの程度あるのかを求めるのは難しいですが、これなら目先のアガリやすさを優先しそうです。それなりに余裕のあるトップ目からアガリ損ねて僅差になってしまうと、心理面を別としても何かと打ち回しが難しくなりミスも増えるので、低確率の変化のために和了率を落とすことはあまり得策でないとみます。

Q33

 ポン打

 供託を考慮しなくても、他家リーチが入った時点で良形テンパイに取れるならほとんどの1シャンテンでテンパイ取り有利であることは『現代麻雀最新セオリー』第4章、供託がある場合の鳴き判断については第3章を御参照下さい。
 今回は鳴いた時はを押す必要があり、スルーしてメンゼンテンパイなら現物を切ってリーチできるという要素も考慮する必要がありますが、鳴いてリャンメンテンパイの時点で当分は押せる手である一方、スルーして更に無スジを引くようなら結局降りることになることが多いので、基本的にはテンパイに取る方がよいとみます。供託込みでも安手では押し有利か微妙な点数状況の場合や、逆に供託込みでアガっても上位が遠いラス目といった場合ならスルーする選択も考慮しておきましょう。

Q34

 リーチ

 先行リーチにこちらもメンゼンでリャンメンテンパイした場合は、平和のみだとしてもダマより追っかけリーチ有利であることは、『統計学のマージャン戦術』テーマ14にて示されています。赤ドラとの振り替わりまでは考慮されていませんが、赤ドラを引くよりアガリ牌をツモるか他家から出ることの方がずっと多いのですから、判断が覆るほどではないとみます。

 「勝負手」「かわし手」という表現もしばしば使われます。しかし「リーチ平和」と言うだけで具体的に手牌の価値を測ることができるのですから、わざわざ「勝負手」「かわし手」という抽象的な表現を打牌比較に持ち込む必要はありません。手牌の価値が分かるようになると、麻雀が強くなるのはもちろん、麻雀がもっと楽しめるものになると思います。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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