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ネマタの戦術本レビュー第542回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき  その22」

ネマタの戦術本レビュー第542回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その22」

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Q35

 打

 アガった時に他家を飛ばせる可能性があるなら押し寄りになるというのは確かですが、アガられたとしてもトップ目の立場から2シャンテンで押すのはただ損なだけでしょう。

 もしラス目がトビ寸で、僅差の2着目がリーチしてきたとすればどうでしょう。今度は2着目がラス目からアガればトップをまくられて終了。ツモでもラス目の点数によっては終了が有り得ます。一方自分が放銃した場合は次局以降逆転できるチャンスが残るのですから、これなら手牌が2シャンテンだとしても勝負するのではないでしょうか。

 東南戦であっても、東場の時点で大きく点差が開くと着順を考慮した打ち回しが必要になります。具体的にどう打ち方を変えるべきか厳密な基準を作るのは現状では困難ですが、意識できているかどうかだけでも実力差が出る分野です。戦術本の性質上どうしても平場の打ち方がメインになりやすいので、昨今の戦術書から麻雀を学ばれた方は、明確に平場と言えないケースだけでも意識されることをお勧めします。

Q36

 打

 中盤でリーチして3〜4翻が見込める子の完全1シャンテン。が通常の片無スジ程度の危険度だとしてもやや押し有利です。読みによってが通常の無スジより通りやすいことが分かるのですから、なおのこと押し有利と判断します。

 裏スジやまたぎが危険になったり、かえって安全になったりするケースについて、より詳細が知りたい方は『デジタルに読む麻雀』を一読されることをお勧めします。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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