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ネマタの戦術本レビュー第558回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき  その38」

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Q76

 打

 『現代麻雀最新セオリー』第1章にもありますように、手広くなる変化のための浮き牌を持つよりは共通安牌を持った方がよいことが案外多いものです。今回のように、「安牌を抱えていればリーチに押し返しやすい程度の手」あるいは、「手変わりしたところでリーチに押し返しにくい程度の手」であればなおのことその傾向が強いです。

 ただし、実戦では残す字牌が全員の共通安牌ではないことも多く、変化のために残す牌も比較的通りやすい牌である場合もあります。何となく安牌っぽい牌を残したがる人も、常にパンパンに構えたがる人もそのあたりは臨機応変に対応できるようになりたいですね。

Q77

 打リーチ

 良形かつダマ30符3翻以下ならリーチの現物待ちでも基本的にリーチしましょう。脇がこちらの現物を切って対門にアガられてしまう恐れはありますが、こちらの現物が対門のアガリ牌でないケースも多く、脇の挙動がそれほど正確に予測できるわけでもないので今回は判断を変えるほどではないとみます。

 これが安手だけどテンパイ濃厚な鳴き手がいて、しかも待ちが絞れていてこちらの現物である可能性も高いというように、リーチをかけたことによって脇が鳴き手に振り込んでしまうケースを容易に想定できるようであれば話は変わってくるかもしれません。このあたりは今後の研究課題となりそうです。

Q78

 他家との点差次第

 良形リーチ40符2翻と、悪形リーチ4翻なら局収支上は後者が有利ですが、今回は残り2枚のドラなのでいわば超悪形(手変わり待ちのダマも良形変化はツモのみなので通常の悪形リーチより明確にアガリにくい)。基本は前者を選ぶべきでしょう。

 今回は南場でラス目。何切る問題ではこのように残り局数と持ち点が示されているものが多いのですが、この手の問題を見ると、自分の持ち点だけでなく他家との点差も知りたいとよく思います。

 例えば15000のラス目としても、点数がトップから、35000−34000−16000−15000であれば、何をアガっても3着になれますが、満貫をツモっても2着すらまだ遠い。これなら通常通り打リーチを選ぶところです。

 これが、30000−28000−27000−15000なら、リーチドラ1をツモってもまだ3着が遠い一方、跳満ツモとなれば一気にトップまであります。これなら打ダマ(超悪形なので通常の悪形待ちへの手変わりも良形変化相当とみなします)、数巡しても手変わりしないようならいっそこのままリーチ、ツモって裏1の跳満狙いはどうでしょうか。これを決めたら同卓者の顔がひきつるかもしれませんが、それもまた麻雀の楽しみです(笑)

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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