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ネマタの戦術本レビュー第557回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき  その37」

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Q72

 リーチ

 仮に「絶対押してくる」相手がいるとするなら、アガリにかなり遠いところからでも押してくるのですから、アガリ率が結構上がるのに対して放銃率はそこまで上がりません。先制愚形1300リーチで、放銃のリスクが高い局面を想定してもそこまで判断が変わらないのですから、今回のようなツモって満貫の良形テンパイで、振らなければ勝てるというほどリードしているわけでもない以上気にすることはないでしょう。

 ラス目の親から押し返されるのは心理的には嫌なものです。しかしいくら嫌な気になっても、相手が追いついて、相手の当たり牌をつかまなければ失点しません。テンパイに近いうえに高打点濃厚と読めるとなれば話は別ですが、今回は東家の河もアガリにはまだ遠そうです。見えていないリスクに過敏になることはないですね。(参考:「とりあえず麻雀研究始めてみました」より「絶対攻めてくる相手の挙動その4・シミュレーション結果」)

Q73

 打

 基本的には手変わりを待つならダマよりもテンパイを外した方が手変わりしやすいのですが、今回は最も強い手変わりが345三色なので外すなら打。打ダマに比べてツモで良形に変化しますが、打ダマならツモの良形変化に加え、ドラツモでもテンパイを維持して2翻アップ、ツモなら打点をこれ以上上げるメリットは薄いのでカンでリーチを打つ方がよさそうです。

 をそのままツモってしまうのも一種の手変わり(打点的にアガらずに打フリテンリーチも有力そうではありますが)に含めるなら、意外にも手変わりの枚数にあまり差がありません。ピンズが薄いならテンパイ取りダマに分がありそうです。役無しダマに受ける選択も昨今の戦術書で学ばれた方には特に盲点になりやすいと思いますが、今回のようにターツの振り替わりやメンツのスライドで高打点になるケースだと候補に上がる場合があります。

Q74

 ポン打

 鳴くとトイツになる受けが1種3枚減りますが、その1種3枚をツモることよりは2種4枚のトイツがコーツになることが多いのですから、今回のようなケースでは一手先にメンツを完成させるに越した事はないとみます。

Q75

 チー打

 残りスジは6本。愚形のケースもあるので額面上はケイテンで押せそうです。ただし最終盤は情報量が多く、更に待ち候補が絞れることも有り得るので、通れば加点という理由で本当に何でも押していいのかについては常に注意しておく必要があります。

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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