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悲願の初タイトルで波に乗る「ひなひな」-日當ひなの素顔とは

悲願の初タイトルで波に乗る「ひなひな」-日當ひなの素顔とは

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人気と実力を兼ね備えた女流プロ雀士に加えて、腕自慢の芸能人も出場する華やかなテレビ対局でクイーンに輝き、一躍その名を高めることになったのが日當ひなである。女流プロだけで結成したアイドルグループ「MORE」で活動する経験も持ち、「小柄でかわいい」イメージだが、配信チャンネル初のダブル役満を達成するなど、豪快な打ちっぷりも見せる。本記事では、初のタイトルを手にして波に乗る、日當の麻雀人生やその魅力について探っていく。

目次

日當ひなの基本情報・プロフィールデータ

名前 日當 ひな(ひなた ひな) 
異名 ドヤ顔インパクト
生年月日 9月22日
出身地 栃木県
血液型 B型
趣味・特技 掃除、料理、パチスロ
本人公式SNS Twitter
YouTube
所属団体 日本プロ麻雀協会
プロ入会年 2015年
主なタイトル 6代目てんパイクイーン
好きな牌 [⑤]

栃木県宇都宮市出身の日當はふるさと愛が強く、宇都宮にある雀荘にゲストとしてよく訪れている。ファンには「宇都宮の新しい情報があったら教えてほしい」と呼びかけているほどだ。趣味は掃除や料理。自宅を訪問する動画企画では、清潔な浴室や調味料がそろった冷蔵庫など、プロフィール通りの生活を送っていることがうかがえる。

経歴

2015年:日本プロ麻雀協会第14期前期生としてデビュー
2021年:女流雀士プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン シーズン6 優勝

麻雀との出会い・きっかけ

高校卒業後は地元企業に就職して事務や経理の仕事をしていたが、21歳になって上京した日當。詳しい人物名は明かされていないが、2013年に憧れの女性のブログを読み、初めて麻雀にプロがあることを知ったという。仕事にも慣れたころ、新しい趣味を探そうとした日當。既にパチスロが趣味であったり、漫画の『咲-saki-』を読んでいたりといった影響もあって、ゲームセンターの麻雀ゲームに足が向いたという。麻雀を知るにつれて、本物の牌を触りたいと思うようになった日當は雀荘に駆け込み、そこで麻雀の面白さに取り憑かれた。

いつしか「麻雀だけしていたい」と思うようになり、雀荘で働くことを決意。しかし、親には「OLをやめて雀荘で働いている」とは言えなった。そこで思いついたのが、プロになること。プロとしての道を進み、生涯を捧げる仕事であれば、両親にも伝えられると考えたのだ。そして2015年にプロテストを受験し、見事に合格。着々と実力をつけていき、6年目にして初めてのタイトル獲得へと繋げたのだった。

日當ひなの打ち方や雀風

日當プスタンダードタイプの打ち手である。門前、副露のどちらか一方に偏ることもなく、バランスの取れた手組みが持ち味だ。一方で、高打点を狙うと腹を決めた時には、出アガリを期待せずリーチで攻めまくるなど、迫力たっぷりの一面もある。

加えて、アピールポイントとなるのが「姿勢の良さ」。配信対局も増えるなか、プロ雀士にとっては、麻雀を打つ姿の美しさも大切な要素だ。日當のフォームは、身長147センチとは思えないほど、すらりとしている。

日當ひなの対局時の様子

日刊スポーツ杯Moreエクストリーム麻雀バトル第6節 2016/5.16

「日當といえばこれ」との声が多いのが、ダブル役満を決めたこの対局。女流プロ雀士グループ「More」メンバーによる通常ルールとは異なるお祭り対局とはいえ、エンターテインメント的には、見ごたえ十分の結末となった。

1回戦の南1局、西・發と鳴いた時点で、手には白と中が対子のホンイツ形。南をツモった日當は迷わず数牌を落とした後、自力で白を引いて、中はポン。単騎待ちを南から東に変えた後に、これをツモって快挙達成。解説の多井隆晴プロら実況席もお祭り騒ぎとなった。

日刊スポーツ杯More EX麻雀バトル 第6節

第15回カボクイーンカップ 予選第1ブロックA卓1回戦 2019/4.25

画像右が日當プロ

これもまた日當の破壊力が存分に発揮された試合。赤牌は三筒が2枚というルールだが、東1局から日當の配牌には赤三筒が2枚。平和・赤2・ドラでリーチした日當に、追いかけた魚谷が放銃。裏ドラも2枚加えて、強烈な跳満スタートとした。

さらに南2局、親番でメンホンが仕上がった日當だが、役牌シャンポン待ちでリーチ。これを魚谷から一発で討ち取り、24,000点を加えた。超重量級のリーチ攻撃が、Mリーガーを沈める波乱を起こした。

西城凛と綾瀬まりが準決勝進出/第15回カボクイーンカップ 予選第1ブロック 結果

麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Cブロック1卓 2018/3.12

競技麻雀でたびたび議論になるのが、勝ち目が消滅してしまった場合の立ち回りだ。この日の日當は苦しい選択を迫られた。最終戦のオーラス、いつも通りに打つと決めた日當はテンパイしてもリーチせず。そして、当たり牌を一度は見逃したが、自分で持ってきてしまう。アガっても意味はないが、アガらずに別の結果を生じさせた場合、別卓の選手にとっての不利益になるかもしれない。悩んだ日當は声を絞り出し、牌を倒した。厳しい対局となったが、プロとしての糧になることだろう。

世界で一番悲しい700-1300~日當ひな、茨道のその先に~【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Cブロック1卓】

SNSでの評価・評判

タイトル獲得後は、日當を目当てに雀荘へと足を運ぶファンも多いようだ。SNSからは、笑顔でファンと交流する日當の人柄がにじみ出ている。

このご時世、雀荘へ向かうファンが増えることは、店はもちろん日當プロにとってもうれしいことに違いない。

「大三元・字一色」の対局は2016年だが、ファンとしては面白いものは何度見ても面白い。再生回数がそれを物語っている。

雀荘へ行ってはみたものの、人気の日當とは同卓できなかったファンからの嘆きの声もが出ることも。

日當ひなのニュース・こぼれ話

悲願の初タイトル「6代目てんパイクイーン」に沸く

プロ入りして6年目での初タイトルとなった日當だが、テレビ局が制作する対局番組での悲願達成とあって、反響の大きさに本人も驚いている様子だ。ゲストで訪れた雀荘では連日の祝福攻めにあい、店側も「てんパイクイーンが来店」とPRに余念がない。Twitterにも多くの祝福コメントが寄せられるなど、日當の周辺はちょっとしたフィーバーになっている。

日當のサイズは「跳満」

てんパイクイーンといえば、出場雀士の衣装にも注目が集まることで知られている。胸元を強調するドレスで登場するプレイヤーも多く、胸元が強調された日當の衣装が鮮烈だったのも記憶に新しいところ。検索バーに「日當ひな」と入力すると「カップ」と出てくることも多く、気になるところではあるが、日當本人は隠すこともなく「跳満」と公言している。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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