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ちはやふる新人雀士-これからの活躍が注目される梶田琴理の素顔

ちはやふる新人雀士-これからの活躍が注目される梶田琴理の素顔

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元競技かるたA級6段。2019年、そんな異色の経歴を持つ一人の女性がプロ雀士になった。それが梶田琴理だ。競技かるたA級6段というのは、日本一ではないにせよトップランカーであることに間違いない。そんな競技かるたで一流の成績を残した女性が、なぜ分野の違う麻雀の世界に足を踏み入れたのか。2021年現在、目立った成績はないものの、異色の経歴と類まれない存在感で注目を集める梶田。本記事では、そんな梶田の基本情報やプロになったきっかけ、対局スタイルについて解説していく。

目次

梶田琴理の基本情報・プロフィールデータ

名前 梶田琴理(かじたことり)
生年月日 12月4日
職業 プロ雀士
出身地 福井県
血液型 O型
趣味・特技

競技かるた(A級6段)

本人公式SNS

Twitter
YouTube
note

所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
プロ入会年 2019年

梶田は、新人プロ雀士の中でもとりわけて人気が高い。その理由は、ルックスや発信力はもちろんのこと「包み隠さずさらけ出すスタイル」にある。本人も、公式noteにおいて、「なんでも答えることに定評があります」と発言している。さらに、ファンとの距離感も極めて近い。YouTubeで生配信をおこなうだけでなく、自分のニックネームをタイトルにした「ぴっぴ杯」という麻雀のオフ会イベントを定期的に開催。こういったフランクな人柄と距離感が、ファンに親しまれている。

経歴

2019年:最高位戦日本プロ麻雀協会の第44期後期生として入会
2022年:シンデレラファイトシーズン1に出場、準決勝進出
2023年:シンデレラファイトシーズン2に出場、準決勝進出

麻雀との出会い・きっかけ

梶田がプロ雀士になったきっかけには、特別なストーリーがあるわけではない。しかし、ある意味で運命的と言える。梶田本人も公式noteで「ではなぜ私は今、麻雀プロなのだろう。自分でも不思議に思う。」と書いているほどだ。そもそものきっかけは、麻雀の動画。初めて見たプロ同士の麻雀に衝撃を受け、「本気で強くなりたい」という思いから、最高位戦日本プロ麻雀協会が主催する全8回の麻雀アカデミーに参加した。なんと、アカデミーが開催されるたびに福井から東京まで移動していたというから驚きだ。その後、最終試験に合格。不思議な引力に導かれるようにして、デビューが決まった。

梶田琴理の打ち方や雀風

雀風は、本人曰く「まだ確立されていない」。ただ、「攻撃的な雀風を目指したい」とも語っている。競技かるたにおいても攻撃的なスタイルを取っていたようだ。そういった攻めの姿勢が根本にあるからか、2020年6月24日、2021年7月23日において、九蓮宝燈を和了している。「麻雀ウォッチシンデレラリーグ2021」でも、赤ドラが含まれたチーでクイタンを作り、アグレッシブに和了るという場面が見られた。一方で「すぐ降りてしまう」とも語っているため、攻守のバランスが今後の課題だと考えているのだろう。

梶田琴理の対局時の様子

麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 2021 一次予選A組 |2021.5.30

梶田が理想とする「攻撃的」な一面が見られた対局だ。南2局、梶田は1位と3万点以上離れた2位。逆転するためには連荘を狙いたいところだ。一方、順位を落とさないために、ある程度安牌を抱えた役作りを心がけたい気持ちもある。そういった局面で梶田が選んだのは、リスクのある早い仕掛けだった。チーによって赤ドラを2枚見せた上で、安牌となりやすい么九牌・字牌を捨てたクイタン狙い。結果として、梶田の攻撃性が勝る。上家の立直牌でロンアガリ。対局自体は2位止まりだったが、攻撃的な麻雀を意識する梶田らしい打ち筋だった。

【関西麻雀交流会】大会主催者さまと勝負!【7月24日】

©梶田琴理 / ぴぴちゃんねる

次に紹介するのは、梶田が運営するYouTube内の一局だ。2020年7月24日に開催された、関西麻雀交流会。ゲストである梶田が、大会前にYouTubeの生配信で主催者たちと対局した。梶田は東1局に河底撈魚でロンアガリするものの、「すぐ降りてしまう」という言葉通り消極的な麻雀が続く。南3局には放銃してしまい、一気に3位転落。しかし、オーラスで1位に純全帯么九ドラ3の満貫を直撃させ逆転勝利し、プロとしての意地を見せた。

【天鳳生配信#2】トップなら六段昇段!【オンライン麻雀】

©天鳳公式HP

プロも多数登録している無料のオンライン麻雀、天鳳。21個の段位に分かれており、最高位の「天鳳位」は29万プレイヤーのうち、わずか19人しか存在しない。梶田は六段の昇段戦を戦った。六段以降は全プレイヤーの2.4%という狭き門。昇段が賭けられた対局において、梶田プロは東1局でいきなり倍満をツモアガる。さらに親の満貫をツモアガり、6万点近い点数で差をつけると、そのままトップを維持して勝利。見事六段に昇格した。

SNSでの評価・評判

プロになってまだ日が浅い梶田だが、Twitterのフォロワー数は5,000を超える(2021年7月現在)など人気が高い。ここでは、そんな梶田のSNSにおける評価・評判を紹介しよう。

競技かるたの一流選手からプロ雀士へ。競技かるた時代のファンも驚く転身だったようだ。

新人ながらも注目を集める梶田。人気が大爆発する予感を感じている人も多い。

梶田は文章力も評価されている。所属する最高位戦日本プロ麻雀協会の公式サイトでは、プロ雀士にインタビューを試み、自分で記事を書くほどだ。

梶田琴理のニュース・こぼれ話

第2回ぴっぴ杯開催

「ぴっぴ杯」とは、ルールスターズ主催の梶田がゲストの麻雀のオフ会イベントだ。イベント名の「ぴっぴ」は梶田の愛称。2021年7月24日に第2回が開催された。写真を見ると、たくさんの参加者で賑わっていた。プロの参加者も多く、主催者である梶田は決勝に残れなかった様子。第3回もあるようなので、梶田と対局してみたい方は参加を検討してみてはいかがだろうか

梶田琴理の鳳凰卓への道

麻雀ウォッチのYouTubeで、「梶田琴理の鳳凰卓への道」がアップされている。鳳凰卓とは、天鳳における最上級レートのテーブルだ。この動画は、梶田が三代目天鳳位である山田独歩に指導してもらいながら鳳凰卓を目指す、という内容。残念ながら更新自体は止まっているが、非常に内容の濃い動画だ。天鳳で上位クラスを目指したい方はぜひ視聴してもらいたい。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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