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羽生世代の天才 先崎学棋士の多彩な活躍とは?

羽生世代の天才 先崎学棋士の多彩な活躍とは?

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先崎学九段は、近代将棋社主催「若獅子戦」やNHK主催「NHK杯テレビ将棋トーナメント」で優勝を飾っている、羽生世代と呼ばれる棋士の一人だ。その才覚は将棋の世界にとどまらず、文筆の世界や麻雀界でも活躍の場を広げている。著したエッセイや将棋の教則本は多数。ドラマ化、コミカライズされたものもある。また、将棋を題材にした人気漫画『3月のライオン』の監修を担当している。今回は、そんな先崎九段のプロフィールや麻雀界での活躍を紹介していこう。

目次

先崎学の基本情報・プロフィールデータ

名前 先崎 学(せんざき まなぶ) 
生年月日 1970年6月22日
職業 棋士(九段)
出身地 青森県
趣味・特技 ジグソーパズル
本人公式SNS Twitter

経歴

1987年:プロ棋士デビュー

1991年:第40回NHK杯戦にて棋戦初優勝。同い年の羽生善治(現竜王)を準決勝で破る

小学5年のときに米長邦雄永世棋聖門下で奨励会入会。入会から10か月後に2級まで昇級した。まだ小学生であった先崎九段は「天才」と持て囃された。

2017年7月にうつ病を発症し、慶応大学病院に入院。8月に日本将棋連盟を通して休場を発表。そして、1年間の闘病を経て2018年6月、順位戦で復帰を果たした。

先崎学の活動

先崎九段はエッセイストや作家としても広く活動している。『フフフの歩』(講談社)や『先崎学の浮いたり沈んだり』 (文春文庫)などのエッセイ、『脳をやわらかくする先崎学の子ども将棋』などの将棋の教則本を発表している。

2018年には、自身のうつ病との闘病経験を記したノンフィクション『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』を発表。2020年に『うつ病九段』のタイトルで安田顕主演でテレビドラマ化もされた。ギャンブル好きで麻雀にも造詣が深く、株式会社 囲碁将棋チャンネル主催の「第2回 囲碁・将棋チャンネル杯 麻雀王決定戦」にも出場している。

先崎学のおすすめ動画

一撃必殺!!先崎学の倍満ツモ!!【麻雀最強戦2013】

漫画家片山まさゆきや声優の植田佳奈、お笑い芸人のじゃいから予備校講師の林修まで、幅広い著名人が卓を並べる、『麻雀最強戦2013著名人代表決定戦』の一幕だ。先崎九段が3着の東3局2本場の局面。純チャン濃厚の配牌が来る。ドラの1ピンを重ね頭にし、カン八索をツモって着実に手を作っていく。上家のリーチに対して、高火力な追っかけ立直をかけた。そして、立直ツモ純チャン三色ドラ2の倍満を見事ツモ和了ったのである。

ここだけの話!?先崎学九段が語る『将棋指しの腹のうち』棋士 / 将棋めし

第2回囲碁・将棋チャンネル杯 麻雀王決定戦優勝の『麻雀王』でもある香川愛生女流棋士。彼女のYouTubeチャンネルに、自身の著書『将棋指しの腹のうち』のPRのため、先崎九段がゲスト出演した。本の内容は将棋指しとメシをテーマに、棋士の素顔に迫るエッセイだ。

この動画では、麻雀ファンもよく見る、麻雀好き棋士2人の掛け合いを見ることが出来る。麻雀と将棋では畑が違うと思うが、見てみてほしい動画になっている。

先崎学と麻雀

先崎九段は将棋を指すかたわらに、小学6年生のころから雀荘で麻雀を打っていた。前田裕司九段が著したコラム『言い訳をしたい棋譜』によると、当時所属していた新進棋士奨励会では麻雀が禁止されており、バレたら即退会だったとのこと。趣が近しいこともあり、棋士は麻雀が得意だと先崎九段は語る。自身の著書でも『棋士・先崎学の青春ギャンブル回想録』や『小博打のススメ』など、麻雀に関して記したものも多く見られる。

先崎学の麻雀の実力-強さ-打ち方

将棋を指すとともに、30年以上麻雀をし続けてきており、その実力は高い。勝負事に対する気持ちが熱く、3人麻雀で卓を共にした鈴木輝彦八段からは、同卓した他の棋士より「明らかに鋭い」と語られている。麻雀も将棋も共通して勝負事だ。才能を持ち「天才」と称されながら、将棋に取り組んできた先崎九段には、勝負のセンスが備わっているのだろう。

自身が著した『摩訶不思議な棋士の脳』では、「荒正義プロのバランスの良い雀風が、不遜ながら自身に近しい」と語っている。ずっと3人麻雀で打っていたため、3人麻雀が先崎九段の麻雀のベースとなっている。

SNSでの評価・評判

先崎九段は、SNSでは将棋を指す人ではなく麻雀を打つ人と認識されやすい。同時に、エッセイは高く評価されており、「秀逸だ」「棋士の心情を赤裸々に美しく切り取っている」との声があげられている。

自身の経験を著した多数のエッセイは評価が高い。

棋士ながら、麻雀小説の解説を執筆されている。

将棋ではなく、麻雀畑の人間だと冗談めかして言われている。

先崎学のニュース・こぼれ話

先崎九段監修の将棋漫画『3月のライオン』が第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞

先崎九段が監修を務める『3月のライオン』(著:羽海野チカ)が、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。物語の主人公は17歳のプロ棋士である桐山零。事故で家族を失い、孤独と将棋に対する不安感に思い悩む日々を送っている。そんな零が、川本家の3姉妹やライバルと関わっていくなかで成長していくストーリーだ。先崎九段は、漫画で行われる将棋の盤面や流れを作っている。

闘病エッセイ『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』コミカライズ版が発売

ベストセラーエッセイ『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』のコミカライズ版が、文春e-bookにて発行された。「文春オンライン」(文藝春秋)で連載時には、累計564万PVを記録する人気を得ていた同作品。先崎九段の闘病記を漫画家・河井 克夫のポップなタッチで読むことができる。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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