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麻雀の待ちを覚えよう!基本の待ちの種類を分かりやすく解説

麻雀の待ちを覚えよう!基本の待ちの種類を分かりやすく解説

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麻雀初心者にとって、待ちの正確な判断は難しいことのひとつでしょう。待ちによってアガれる可能性も変わるため、麻雀で勝つための重要なポイントになります。アガリに有利な待ちをつくることができれば、アガる確率をグンと上げることができるのです。この記事では待ちについて、その種類や呼び方などを詳しく解説します。待ちを理解して対局での勝率アップに役立てたい方は必見の内容になっています。

待ちとは?

「待ち」は聴牌した際の形の種類を指す用語です。また、「待ちは◯」といったようにアガリ牌そのものを表すこともあります。前述の通り、待ち方によってアガれる確率も変動するため、手牌を進める際にもアガリに有利な待ちを作ることも意識しておくことが大切です。また、待ちの形が限定されていて、待ちによってはアガれない役も存在するため注意が必要になります。アガリというゴールを目指す際、待ちはとても重要な要素となるのです。

基本の待ちの種類

待ちは、大きく分けて5種類に分類されます。ここでは、それぞれのパターンや読み方、アガるための待ち牌の枚数の違いなどを具体的に解説します。

両面(リャンメン)待ち

リャンメン待ちは[3][4]のように数牌が連続している待ちです。この場合の[2][5]のように、両面どちらの数を引いても順子ができあがることがその名の由来です。

[一][二][三][③][④][⑤][⑦][⑧][⑨][西][西][6][7]

この場合には[5][8]のいずれかがくれば[6][7][5][6][7][6][7][8]のように順子となってアガることができるため、待ち牌は[5][8]の2つとなります。

面子を作る際は[③][③][③]のように同じ牌を揃える刻子よりも、[③][④][⑤]のように連番で揃える順子の方が作りやすいため、リャンメン待ちは麻雀の基本になります。待ち牌の数は2種類になり、枚数は最大で8枚(麻雀では同じ牌が4枚)と数が多いので、基本の待ちの中で最もアガリに有利な待ち方ともいえるでしょう。初心者はこのリャンメン待ちを特に意識することがアガリへの近道となります。


また、リャンメン待ちは麻雀の基本の役である平和の成立条件にもなっています。上の画像は[②][⑤]のリャンメン待ちなので、このいずれかがくれば平和がつきます。しかし、仮に[②][④]が手牌にあって[③]だけを待つ聴牌の場合はリャンメン待ちにならないため、平和は成立しません。

ちなみに、リャンメン待ちだとアガリ牌は必然的に同じ種類の数牌なので、2つまとめて「リャン・ウーピン待ちです」のように略して呼ばれます。麻雀に慣れてきたら、この呼び方もサラッと言えるようになると対局中の会話をよりスムーズに行えるようになるでしょう。

平和の条件などはこちらをチェック!

嵌張(カンチャン)待ち

カンチャン待ちは[3][5]のように順子の間の数がない状態の数牌の待ちです。

[三][四][五][②][③][④][5][7][9][9][東][東][東]

この場合は[6]がくれば[5][6][7]となって最後の面子が完成し、アガることができます。アガリの条件を満たす牌は1種類しかないため、最大でも4枚。最大8枚が期待できる両面待ちの半分になるので、単純な数だけでいうとアガれる可能性も半分になってしまうことが分かるでしょう。

下は[五]をカンチャン待ちしている聴牌です。ちなみにカンチャン(嵌張)待ちの際のアガリ牌は頭に「カン(嵌)」を付けて呼ばれます。つまり、この場合は「嵌ウーワン待ち」ということになります。

辺張(ペンチャン)待ち

ペンチャン待ちは[一][二]または[八][九] といったように数牌の端から2つが連番で揃っている場合をいいます。順子の片側の数牌を待つことになります。

[五][六][七][①][①][①][3][4][5][8][9][北][北]

この聴牌は[7]がくれば[7][8][9] の順子が完成してアガリとなります。条件を満たすアガリ牌は1種類のみなので、最大でも4枚です。待ち牌の呼び方は頭にペンを付けますが、形の関係上、必然的に待ちは3もしくは7になります。下の画像だと「ペンチーワン待ち」ということになります。

双碰(シャンポン)待ち

シャンポン待ちとは別名シャボ待ちとも呼ばれる、対子が2組残った形の待ち方です。

[六][七][八][①][②][③][3][4][5][⑨][⑨][南][南]

2組の対子になっている[⑨]もしくは[南]を引ければそちらを面子、残りの対子を雀頭として4面子1雀頭が完成します。待ち牌は2種類あるので、一見リャンメン待ちのようにアガれる可能性が高いように感じられますが、手牌に同じ牌をすでに2枚ずつ持っているため、残りの枚数は最大でも4枚と決して多くありません。

下の画像は[①]のシャンポン待ちの聴牌です。東場で北家なので役牌・ドラ1で2翻が確定していますが[東]の方がくれば[東]も役牌になるため3翻のアガリです。

単騎(タンキ)待ち

タンキ待ちは手牌に4面子が存在し、1枚だけ持っている牌で雀頭を作る待ちです。また、七対子の聴牌もタンキ待ちにあたります。

[二][三][四][⑤][⑥][⑦][1][2][3][6][7][8][①]

この場合は[①]がくれば雀頭となるため、4面子1雀頭が完成します。自分で1枚持っているので、アガリ牌の枚数は最大でも3枚と非常に少ない待ち方です。

下の画像は[発]のタンキ待ちです。ちなみに雀頭を待つタンキ待ちはアタマ待ちともいいます。この場合、[発]はまだ場に出ていないためアガリ牌は最大の3枚残っています。対局相手が持っている可能性も否めませんが、タンキ待ちはなるべく場に出ていない牌に持ち替えて待つことでアガリの確率を高めることができます。

裸単騎

裸単騎はポンやチーを4回したことで4面子を晒しており、手牌は1枚のみになった状態でアタマ待ちをしている場合に使われる特殊な呼び方です。アガれるまでツモ切りもしくはその手牌を切るしかないため守備の選択肢がほぼないに等しく、他家に放銃してしまう危険性が高い手格好です。鳴きは計画的に回数を抑え、可能であれば避けた方がいい形といえるでしょう。

地獄単騎

地獄単騎とは、すでに場に2枚捨てられている牌を待つ場合のタンキ待ちをいいます。アガリ牌は残り1枚しか存在せず、確率だけで見れば非常にアガりづらい待ち方といえるでしょう。しかし、字牌であれば既に2枚切られていると他家から捨てられることも多く、うまく使えば効果的な待ち方でもあります。

待ちを覚えて勝率アップを目指そう

本記事では、麻雀における待ちの種類や呼び方などを解説しました。対局ではどのような待ちで聴牌を迎えるかによってアガリ牌の枚数が変わり、勝率も大幅に変わります。アガリを目指すにおいて、待ちの形がいかに重要かがお分かりいただけたことでしょう。最終的にどんな待ちになるのかという点も意識して手牌を進め、勝率アップを目指しましょう。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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