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もっと勝つための現代麻雀技術論 第142回 「鳴きを考慮した字牌の扱い②」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第142回 「鳴きを考慮した字牌の扱い②」

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・役牌トイツがある場合の打牌選択

 ドラ

 第14回のおさらいになりますが、私は役牌トイツを落とすと良形×2の1シャンテン、雀頭を作りやすい面子候補がない形では打と役牌落としをすることが多いです。

 もちろん打やリャンメン落としも悪くはなく、局面によってはその方が有力な場合もあります。この辺りの判断については第14回をご参照下さい。

 

 ドラ

 今回は打としても受けが残る形。それならリャンメン落としに分があるとみます。

 

 ドラ

 ドラはもちろん残すとして打とリャンメン落とし(今回はとする)の比較。

 リャンメンを落とせばポンで満貫、リーチで高めツモ跳満もありますが、第12回で申しましたように、「どちらを切っても残る面子候補()が面子になった時に、どちらがよい手になるか」を考えると、字牌とはいえドラは比較的出にくいので良形リーチドラ2の方がよいとみて打とします。

 ドラが鳴けることを期待していないわけではなく、あくまでを切った方がテンパイした時により「よい手」になりやすいという判断なので、第126回でも取り上げましたように、打としても中は鳴きます。

 

 

 ドラ 東場東家

 トイツが連風牌の場合。

 を落としてリーチ平和と、リャンメンを落としてリーチ高めダブ東との比較なら、親のリーチに生牌のは切られにくいことを考慮しても打点差が大きいので後者有利。

 場況から山に残っている可能性が低い方のリャンメンを落とします。

 

 ドラ 東場東家

 高めでタンピンになるなら連風牌落としでしょうか。

 タンピン確定と連風牌トイツ、高めタンピンと役牌トイツとの比較ならもちろん前者有利です。

 

 ドラ

 打ならタンヤオ確定ですが、先にを引いた場合は待ちが残る方があがりやすくであがれば打点差も無いので難しいところ。

 トイツに浮き牌がくっついてのタンピン変化まであるので基本は打としましたが、このあたりは局面に応じて使い分けることも必要そうです。

 

 ドラ

  打としてはポンテン。ツモはリーチ、マンズの中ぶくれ形からリャンメンができればトイツ落としでタンピン狙いというのが一般的だと思います。

 しかし序盤であれば、を落としてを引いてタンピンの手広いくっつき1シャンテンになった場合も、打点も考慮すればリーチ高め中のテンパイに比べても劣らないのではないでしょうか。

 役牌トイツを落としてシャンテン戻しをする稀有な例として取り上げてみました。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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