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第234回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第234回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                               

メンテが明けて新イベント開催。今回は久しぶりに、和了役に応じて貰えるアイテムを賞品と交換するイベント。アイテムがなかなか集まらないという方は三人麻雀がおすすめ。普段は四人でしか打たないという方もこの機会にやってみましょう。

イベントはアイテムAが門前役、アイテムBが副露役(字牌不要)、アイテムCが副露役(字牌要)に対応。普段の麻雀でも、配牌を貰ったらABCのどれを狙うかを意識すると手組の方針が立てやすくなります。

雀魂牌譜

東1局

雀愉にて三麻リーグ戦が開催。11チーム中6位以内になれば予選通過。本戦に出場できます。

タンピン聴牌に取れるようになりましたが、親リーチの一発目に両無スジを切る必要があります。実戦ではにラグがかかり、下家が対子以上で持ってて薄そうというのもあり打。『データで勝つ三人麻雀』を参照すると、通っているスジの本数4本なのでの放銃率は17%程度。2枚抜き相当(1枚抜きかつ一発目なので)の親に11巡目リャンメン聴牌で押す際の要求打点は放銃率15%として6800点程度。メンタンピンのアガリ素点はツモ損有りで6000点程度なので若干足らなそうです。

安牌を切って聴牌に取れるようになりました。先述の通り下家に対子以上の可能性が高いので、待ちが薄いうえにダマなら下家からの出和了が期待されます。次にリーチの無スジを引いた場合も押せるかどうか微妙なところなので、降りる選択も残すに越したことはないとみてダマにします。1翻アップしました。下家も他に安牌が十分ありそうでダマでも出和了が期待しにくく、これなら勝負に値するとみて追いかけリーチを打ったのですが、にラグがかかった待ちを悪形に近いと評価するなら、4翻(和了素点8300)でも次巡以降無スジ引きで降りを考慮するレベル。予選通過を目的とするならダマが無難だったように思われます。

流局間際にダマなら止められた牌を引いて満貫放銃。雲行きが怪しくなってしまいました。

東2局5本場

リーチならがスジになりますが、打とすれば4連形×2のくっつき1シャンテン。和了率が同程度だとするなら平和がつく後者がよいので聴牌外しを選択。下家が早々とのリャンメンを手出しで落としているのも気になるところ。一色手でもないのでチートイツやトイトイ狙いが想定されます。

私は対子場かどうかは意識しませんが、対子系の役を狙っている他家がいるのであれば、相手に持たれている可能性が高くなる分シャンポン待ちの和了率が下がり、相対的に他の選択が有力になるということは有り得ると考えます。

しかし実戦ではを引いて和了逃し。しかも下家の手が進んで3枚抜き。河の濃さからして聴牌していてもおかしくないところです。

こちらはソーズ3メンチャンに受けてもフリテンですが、出和了がきく手変わりも多少残っているので、リーチと比べて和了率が大きく下がるということもなさそう。それなら下家の仕掛けをケアできるようにしておくに越したことはないとみてダマを選択。

待ちにしてもフリテンですが、和了できた時に平和をつけるに越したことはないとみて打ダマとしたのですが疑問手だったでしょうか。下家の仕掛けをトイトイとみていますが、暗刻の待ちを否定できません。通っている牌が多いのですから、安牌でない牌を切る時は通らない理由を優先的に意識しておくべきでした。

そして単騎待ちでなくなったので、危険牌を止めて聴牌を維持することが出来なくなってしまいました。下家の仕掛けがトイトイ本線である以上、順子を構成しにくいうえに生牌のは危険牌の筆頭。にも関わらず、降りて和了されても厳しいと考えてしまい聴牌を崩せませんでした。通ってない牌が少ない時ほど通る理由を、通っている牌が多い時ほど通らない理由を考えるようにしましょう。

この半荘のラスが響いてチームも予選落ち。普段から適当に打っていると肝心なところで力が出せませんね。それではまた次回。

 

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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