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第258回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第258回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                               

本日は皆大好き雛桃ちゃんの誕生日!ケーキに架かる虹の橋の素材が気になりますね。お誕生日おめでとう!

 引き続き雀愉位争奪戦。Aクラスは4トップ5ラスでトントン。天鳳なら九段以上の配分。魂天や天鳳十段プレーヤーが多数参加する中いよいよ昇格戦に漕ぎつけました。

雀魂牌譜

東3局

[④][⑦]聴牌の価値と[6][発]聴牌の価値はトントンというところ。よって将来上家の放銃牌になりやすい[1]を切って安牌になりやすい[①]残し。

聴牌を逃しても受けが広くなります。

上家からリーチ。[2]が残される理由は[2][2][3]が残っていたから、[1][4]本線ですが入り目の場合はどこが待ちになるのか。ピンズのリャンメンだとすると先にピンズのリャンメンを固定したことになりますが、この河でリーチするといかにも[1][4]なので、対局者心理としては[2]を先に切りたくなります。そうなると他の待ち候補は[6][9]または字牌絡みシャンポンというところでしょうか。ラス目親とはいえ、ノーテンから[北]2枚の相手に危険牌勝負は厳しいものです。

しかし聴牌すれば話は別。[発]カンからリンシャンツモで運良く6000オールとなりました。上家は[4]を先に引き入れての[九][西]待ちでした。

東3局1本場

[九]ポン打[⑧][西]はポンされなかったので当たるとすれば単騎待ちですが、その場合は[九][九][⑦][⑧][西]から聴牌を取らなかったことになります。よって通ると踏んでドラ[西]を切ったところ、まさに聴牌に取らなかったケースだったために満貫放銃。[⑨]4枚見えで[⑥]しか待ちがないのはいかにも形が悪く、形の悪い聴牌でドラを切りたくないという心理。相手の打ち筋傾向を把握して止めるべき牌だったかと言われれば分かりませんが、少なくともそのことを意識しておくべきではありました。

南3局

ラス目でオーラス突入。二度受けとはいえピンズは一通の形でターツが揃っている形。既に揃っているなら新しくターツを作る必要性は薄いので安牌になりやすい[西]残し。

そう考えたのがミスの元。配牌の段階で安牌を抱える価値が低いというのもありますが、どんなに形の整ったターツが揃っていたとしても、何らかの理由で別のターツに入れ替えることがあります。

第一打に[西]を選んでいれば、対門の[1]と既にドラ3あることを踏まえ、対門が使っていない可能性が高い[2]受けを残すところ。字牌を残す癖がついていると、こうした場面で適宜正着を選べなくなりがち。和了の回数が特にものを言う三麻ではそれが顕著に現れます。

痛恨のメンツかぶり。こうなれば先に[1][4]を引くことに期待してペンチャン落とし。

そして上家からリーチが入って痛恨のアガリ逃し。敗北を覚悟しますが一縷の望みにかけて打[3]リーチ。

何と聴牌が入っていた対門が一発でラス牌[5]をつかむ展開。対門から一発で出たということは裏が乗れば…

正しい手順で打っていればまだ連荘止まりだったのが、対門から18000になったのでまさかのトップ終了。最後にだいぶ恥ずかしい牌譜が残ってしまいましたがこれにて雀愉位昇格。完走した感想ですが…

…ここで運営の方から連絡が入り、何と昇格に25pt足りていないことが判明。前日1550ptから昇格戦でラスを引き、明日2つ勝ち越せば昇格と思って対局に臨んでいたのですが、この局の前に更に2回ラスを引いてしまったので、4回ではなく5回トップが必要になっていたのでした。そんなわけでもう少し続きます。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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