昨日9月9日は軽庫娘の誕生日。中国のライトノベルサイト「軽之文庫」のコラボキャラでありながら、すっかり雀魂の顔として定着した感があります。中国出身のキャラということで、「軽庫娘と学ぶ麻雀入門」にして、中国発祥の麻雀がどのような過程を経て現在の日本麻雀のルールになったかの解説役として使わせていただきました。熟練者であっても歴史的な話は知らないことが多いのが麻雀。是非ともご覧下さい。
▼雀魂牌譜
東3局
9月9日は重陽の節句でもあります。陰陽思想で奇数は陽の数。一桁の奇数で最も大きい9が重なることから「重陽」と呼ばれるようになったそうです。数や字の重なりを気にするゲームと言えばまさに麻雀。123三色もあるという理由でから切りましたが、1メンツもないこの手から門前で三色を仕上げるのは難しい一方、役牌が重なれば対子を鳴いて手を進めやすくトイトイがつく変化も一応残ります。最近は生牌の役牌を手拍子で切ることが増えてしまいましたが、メンツが無い場合は役牌を抱えた方がよいことが多いですね。仮に他家に重ねられて鳴かれたとしても、元々アガリ率が低い手なら損失も小さいです。
結果的に字牌がかぶって七対子のアガリ逃し。
しかも下家に流し満貫を決められてしまいました。
南2局
先程と同じ1メンツも無い手牌ですが、今度は(ソーズをターツ2つと数えると)対子が無いので役牌を重ねてもあまりアガリやすくならず、タンヤオや平和がつけやすいので手役の目としての役牌を残す価値も低くなっています。本当にどちらが良いかを判断するのは難しいですが、いつもならかを切りそうなもの。それなのにさっきの反省とばかりから切ってしまいました。
早いリーチが上家からかかり、対門のにラグがかからなかったからとを切ると単騎に一発放銃。上家がノベタンに取らなかったのもファインプレー。一般論としては字牌単騎と数牌ノベタンのアガリ率は同程度ですが、序盤で役牌以外のヤオチュウ牌から切り出している他家が居る場合は今回のような手牌から切られた牌での一発和了が期待しやすい。一発と符ハネで6400に届く打点的メリットもありますね。
結果的にはを残していれば一発回避。3200点放銃止まりならラスで終わらずに済んでいました。一つ一つは微々たる差でも、こうした細かい差の積み重ねが結果に大きく影響すること自体は珍しくないのが麻雀。気を引き締めて臨みましょう。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。