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第360回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第360回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

公式から何切る問題が出題されました。四暗刻を狙う打[⑦]が多数派のようですが個人的には打[⑧]リーチがお勧め(ダマにしてもアガリやすくならず、リーチに抑えたい牌も少ないので出アガリ倍満以上にはする)。四暗刻をツモっても24000点ですが、出アガリはどちらに受けても16000点。しかも四暗刻狙いはリャンメンをシャンポンにするだけではなく、リーチに通っていない[⑦]を押す必要があります([⑧]は下家が通している)。三麻は特に勝手に打点が高くなるゲームなので、手役のことは一旦脇にどけてアガリやすい待ちを選び取ることに力を入れましょう。

一姫現麻第15話更新しました。雀魂の顔でありながら諸事情でアニメへの出演がなさそうなあの人ですが、こちらでは物語上重要な鍵を握る人物として今後も登場します。次回の更新は4月27日(藤田佳奈誕生日会)です。よろしくお願いします。

雀魂牌譜

東1局

単騎の仮テンから待ち候補探し。[一]単騎もアガリやすい部類の待ちではありますが、ピンズソーズ共にリャンメン以上の変化が豊富でタンヤオもつかなくなるのでツモ切り。しかし次巡すぐに下家から手出しで[一]。相手が手牌から切ってくれる待ちならどんな多メンチャンよりアガリやすいですが、今回は特に読める要素がない(上家に至っては既にターツ落としが入っているので、配牌から[一]が1枚だけ浮いているケースが考えにくい)のでやむなしと思いたいです。

[4]リーチなら平和がつきますが平和がなくてもツモって4翻以上。アガリやすさで差がつきそうなら打[④]、打[⑤]リーチも候補に入れます。上家は[⑥][⑧]ターツ落としからその周辺を持っていないことが多く、代わりに[⑥]の筋である[③]を持っていることが多いとみて打[⑤]リーチを選択。

和了牌は全て他家に流れてしまいました。リーチした時点では上家は[③]対子、下家は[⑦]暗刻。後者は読みようがないですが、「下家が鳴き無しにしていなければ[⑧]は対子以上で持たれていることはない」「上家は[③][④][⑥][⑧]からの[⑥]切りなら[④]を持っている可能性があるが、[⑤]はほぼ持たれていないと読める」。以上より[⑤][⑧]待ちに分がありそうです。アガれたかどうかは結果論の域を出ないことが多いものですが、とにかくアガリやすい待ちを選ぶことに力を入れたいものです。

東2局1本場

上家の早いリーチにこちらも筒子を切れば聴牌ですが、索子が一通り通ったうえに切り順から単騎待ちの線も薄めとなるとほぼ筒子待ち。親出アガリ7700なら片無筋[⑥]くらい押すのがよかったような気もしますが、聴牌に取るなら両無筋[④]を押すものと思い込んでいた私は、索子を1メンツ丸ごと落として筒子ホンイツでアガれる可能性が僅かに残ることに目が向いて索子落とし。

西家の打[③]にラグが発生。通った筋が多過ぎてあまり出アガリが期待できなさそうですが、両筋になった[⑥]を切って出アガリ12000ならと聴牌取り。

本当に下家が[③]を合わせてきました。共通安牌は[⑨]がありましたが、その1枚だけしかないこともあり「今のうち切っておきたい」という心理が働いたのでしょうか。私もよくやらかしてしまいます。共通安牌が無かったとしても[一]連打の方がよいでしょう。

東2局2本場

ドラカンに対して他家は押しづらいので、しばらくはやや少なめの良形変化を待つことも考えましたが、[1][4]引きはさほどアガリやすくなっているわけでもなさそうなので即リーチを選択。

親のドラカンにもかかわらず三軒リーチに。勝つ自信が相当高いからこその追っかけと考えられるので嫌な予感しかしませんが…

ダブロンで西家が飛び東場で決着。南家は[②][③][④][⑧]待ち、西家は安牌が無い役無し聴牌であるが故のカン[2]追いかけリーチでした。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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