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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第157回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第157回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第六節一回戦B卓

▼対局者
私:トトリ先生19歳
Bさん:福地誠
Ⓟ中嶋隼也
Dさん:独歩

牌譜はこちら

 157-1-min

 上家からリーチが入り、こちらはテンパイとはいえのみ手悪形ですが、親でを抜いても後が続かないとなればひとまず押すところでしょう。

157-2-min

 ひとまずは押すといっても、リーチが入ってこちらが悪形のみ手テンパイとなれば、流石にカンするデメリットの方が大きいとみてツモ切り。

157-3-min

 はかなり厳しいところですが、通ればテンパイで連荘となれば押したくなるところ。しかしながら西家もとかなり厳しいところを通しているのでテンパイ濃厚。ドラが固まっている高打点の手であってもおかしくありません。

157-4-min

 リーチ者は待ちのフリテンでしたが、を押していれば西家に12000の放銃でした。「テンパイなら大体押してよい」というのは対1軒リーチの話。実戦では2人以上のテンパイに対して危険牌を引いてテンパイを崩すことも多々あります。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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