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ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討  第28回

ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討 第28回

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ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第十期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節四回戦3卓

▼対局者
Ⓟ松ヶ瀬隆弥
Ⓟ高津圭佑
Ⓟ木原浩一
Ⓢ福地誠

牌譜はこちら

東1局

序盤の3〜7単騎チートイツとなるとダマに受けそうですが、手変わりを待つとなるとリャンメンターツを並べることになるのが難点。配牌から全部中張牌手出しでリャンメンを落としてリーチ。このフィールドであればチートイツの単騎待ちは相応に警戒されそうです。アガリやすくなっているか怪しい手変わりを待つくらいならと即リーチを選択。

直前に通った現物、スジ待ち。他家の抜き打ちに期待して一旦ダマに受けるのも手ですが親の平和ドラドラなら基本リーチでしょうか。

だけでなくも4枚見え。はペンチャン、そして今回のような単騎に当たり得ます。メンツをスライドさせるか否か。実戦で何度も出てくるので確実に正着を選べるようにしておきたいものです。

豊富にある現物を切る一手です。

結果的にはリーチを打たなかったことで最終番で当たり牌を止めることができました。

東4局

がドラの時に限り、イーペーコーにならないので平和がつく受けが多く取れるように打

通りそうではありますが、待ちとして残った時に強く安牌になりやすいトイツ落としでリーチとなると、良形聴牌の可能性が高く聴牌してもカンで追いかけるのは微妙。一発目でもあるので現物を抜くのが無難とみます。

南1局

点数状況的にドラ1の2000点で局を消化したくないところですが、リーチツモドラ1の可能性はあり、が枯れたところでリーチツモドラ1の手順は残せますし、鳴いてマンズホンイツも無くはありません。567三色変化が一応あるので打でしょうか。

は手順から東家リーチにほぼ通る牌。こちらはリーチのみの手で東家に高打点放銃は避けたいという理由でカンせずツモ切り。似たようなケースで鳴き手であってもカンが悪くないという研究があるので、自分も門前手なのでカンによる打点上昇の恩恵を受けやすい以上、リャンメン聴牌ならカンでよいとみます。結果論ですがカンしていれば嶺上でツモっていました。

南3局

ならタンヤオより789三色やチートイツ、三暗刻をみて打とするところ。これならピンズの良形変化もあるのでトイツ手は見切るのがよさそうです。

片アガリの形が残るのを嫌って打もありますが引きで聴牌しないのが難点。ラス目の親が鳴いて手を進めれば他家は押しづらく、他家が降りるようなら片アガリのデメリットが問題にならないこともあり打でしょうか。

南3局2本場

マンズと字牌でメンツ候補4組。から切ってもマンズを引けばを残してホンイツに移行する手なので、この段階で他色のターツから外します。

ツモがうまくマンズに寄って2600オールのアガリとなりました。

南3局3本場

またしても一色と字牌で10枚ありますが、今度はを切ってもソーズでメンツが完成すれば1シャンテンに取る一手。よって今度は切りがよいでしょう。ホンイツを狙うかどうかも一色と字牌の数だけに着目するのではなく、あくまで一手先の形を想定して判断します。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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