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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第164回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第164回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第六節二回戦B卓

▼対局者
私:独歩
Ⓟ中嶋隼也
Cさん:福地誠
Dさん:トトリ先生19歳

牌譜はこちら

 164-1-min

 ツモで高めリャンペーコーの完全1シャンテンに取れるのでチートイツに決めない打としそうですが、ツモでテンパイした時にを先に切っている方が単騎と読まれにくくなります。

164-2-min

 まだ3シャンテンなのでドラは残しそうです。役牌重なりと安牌要員でを残すつもりなら打でしょうか。

164-3-min

 北家がを重ねて単騎リーチ。

164-4-min

 西家も同じチートイツで単騎の追いかけ。結果は流局。

164-5-min

 前巡は789三色もみて打としましたが、0メンツ4トイツになったので三色は見切ってチートイツ本線で進める打を早い段階で切っているほど単騎が読まれにくくなります。

164-6-min

 ただしまだメンツ手を完全に見切るほどでもないと見て次巡は打結果的にはスジ単騎でリーチ。これも待ちとしては読まれにくい部類です。

164-7-min

 開幕から3連続でチートイツリーチが入りましたが、結果は今回も流局。残り2枚のはいずれも王牌でした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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