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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第225回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第225回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第十節二回戦A卓

▼対局者
私:独歩
Bさん:トトリ先生19歳
Ⓟ中嶋隼也
Cさん:就活生@川村軍団

牌譜はこちら

ラスだけ回避していればほぼ優勝の独歩氏ですが、先手が取れるなら攻撃が最大の防御になるのが麻雀。ツモもツモも打点的に大差ないので、他家のアガリ牌になる前にドラを切り飛ばします。

 を切っているのでツモがフリテン、が枯れているので、打としてくっつき1シャンテンに受けることでできる強い受け入れはツモくらい。それならツモ待ちを強くみてヘッドレスに受ける打が有力でしょうか。

 ラス牌の中をスルーして0メンツ4トイツなのでアガれるとしたらほぼチートイツ。1枚切れの中張牌から切ってチートイツに決め打ちます。

 スジ待ちの単騎でリーチ。リャンメンを落としているとはいえこの河ならチートイツとは読まれにくく、メンツ手ならはほぼ通ると読む牌。優勝を狙うなら独歩氏からの直撃が欲しいので、なおのこと効果的です。

 中盤で0メンツ3トイツ。アガリはかなり厳しいですがチートイツの目は残します。からなのは1枚しかない受けを残すくらいなら、西家北家の河から比較的使われていない可能性が高そうなを残すというところでしょうか。

 意外にも他家の動きが入る前にチートイツテンパイ。打点でドラ単騎に受けそうですが、字牌とはいえ終盤に生牌ドラとなるとダマでも出アガリは期待しづらく、他家に使われて山に残っていないことも多い。中は残り1枚でもほぼ山に残っていて、現物のみを切ってベタオリする他家がツモるか王牌に無ければアガリが期待できる牌。今回は独歩氏からの直撃が欲しいというのもありますが、局収支ベースでも(ドラ単騎ダマとの優劣までは分かりませんが)リーチを打つなら単騎の方がよさそうです。

 何とここで北家からツモ切りリーチ。直撃チャンスですが、ここでわざわざツモ切りリーチをしてくるということは…

 ドラアンコのリャンメンテンパイ。出アガリが期待できなくなり、降りる気もないが故のツモ切りリーチでした。牌山の並びには意思が無いと分かっていても、思わず「優勝者のツモ」と書きたくなる倍満ツモです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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