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ネマタの麻雀クイズ王 第4回

ネマタの麻雀クイズ王 第4回

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※問題に誤りがありました。「4枚1セット」ではなく、「上下2枚の1セット」でした。謹んでお詫び申し上げます。

 麻雀は中国発祥のゲームなので、麻雀用語には日本ではあまり馴染みのない漢字が使われているものも多いですね。正解は「幢」。選択肢はいずれも「トン」と読みますが、「噸」「瓲」はどちらも、重量の単位「t(1t=1000kg)」のこと。「畽」は、「そろわない」という意味の漢字です。

「幢」は、「飾り羽根のついた旗」や、「仏堂の装飾とするたれぎぬ」を表す漢字だそうですが、これでは何故麻雀牌の上下2枚を表しているのか皆目見当もつきません。

 実はこの漢字は、音だけを当てたもので意味は関係ありません。中国語ではこのような言葉が往々にしてあります。意味も合わせた場合は、「墩」と書き、「土盛り」「丘」の意味になります。山牌の上下2枚を「丘」に喩えていると考えればしっくり来ますね。日本に麻雀が伝来する時には、「幢」の字が用いられることが多かったので、現在の日本麻雀においては、「幢」と書くのが主流になったということのようです。

 この問題を制作していて思い出したのが、麻雀漫画「哲也~雀聖と呼ばれた男~」の登場人物。「一トン爆弾の力(りき)」。彦根一の玄人を名乗っているけど麻雀の腕前は素人以下。「一トン爆弾」と言ってもイカサマ技のことではなく、「半荘に一回爆弾のようなドでかい手が入ってわけのわからないうちに勝つ」というもの。「喰えば喰うほどツキが太くなる」と公言しています。

ここでの「喰う」は麻雀の鳴きではなく、文字通り喰うこと。琵琶湖並みの胃袋を持つとんでもない大食漢。哲也をオヒキにして戦い、(字牌の中で5番目)を鳴きたいからとカツ丼5杯を注文して通しサインにするという無茶苦茶ぶり。「哲也」の中でも屈指のギャグ回。もちろん私は大好きです(笑)

次回の問題

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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