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ネマタの麻雀クイズ王 第3回

ネマタの麻雀クイズ王 第3回

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正解は「」。「」は一筒撈月、「」は九筒撈魚。「」は五筒開花。「」は二索搶槓。麻雀に関するあるものとは、「偶然役関連のローカル役」のことでした。

名前の通り、一筒撈月はで海底撈月のアガリ。九筒撈魚はで河底撈魚のアガリ。五筒開花はを槓して嶺上開花のアガリ。二索搶槓はで搶槓のアガリ。採用するなら追加で1翻アップの2翻が妥当なところだと思いますが、役満扱いとするルールもあるようです。

こちらで、を月、を梅の花、を槍(ただし搶槓の「搶」は槍ではなく、奪うの意味)に見立てて出来た役と解説されていますが、九筒撈魚に関しては解説がありません。これは中国古典麻雀には河底撈魚が無く(海底牌をツモってアガリが出なければ打牌せずに流局というルールだった)、日本で生まれた役だからでしょう。

では何故九筒撈魚なのか。単にの反対だからというだけかもしれませんが、この話をしながらを眺めていたら、が魚の鱗のように見えてきたのは私だけでしょうか。牌のデザインでから手役を作るのは、ゲーム性を考えればあまり美しいものではないかもしれませんが、個人的にはこのような取って付けたようなローカル役も結構好きだったりします。

だいぶマニアックな問題だったので正答率は25%割れ。と答えた人が最も多く、と答えた人が一番少なかった理由が気になりますが、牌のデザインに着目した場合に、斜め棒があるが最も特徴的なのでこれが正解だと思われた方が多かったのかもしれませんね。

次回の問題

山から配牌を取り出すときの上下2枚を1「トン」と呼ぶ。「トン」は漢字でどう書くでしょう?

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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