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ネマタの戦術本レビュー第158回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その8」

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 客風を残して端牌を先切りする選択自体は、大きく損というわけではないですが、字牌を抱えつつ手を進めると何を切るべきか迷うケースが増え、手作りの基礎が出来ていない段階であればミスも増えてしまいます。もちろん安牌として字牌を残した方がいいケースもありますが、降りるべきケースで正しい手順で降りることを徹底できていれば大きなミスにはなりにくいです。

 昔は押し引き判断やベタ降りの手順も今ほど精度が高くなく、降り打ち(降りているにもかかわらず放銃すること)が特に嫌われる風潮もありました。そのため、安牌が少ないとしても降りるべきで手牌であっても、降り打ちするくらいなら真っ直ぐ打った方がいいとして押し過ぎる傾向がありました。安牌が少ない手牌だと押し引きやベタ降りで特にミスが増えてしまうというのであれば、必要以上に安牌を抱えることでミスが減り結果的に戦績がよくなることも考えられます。

 昔の戦術書で今よりも安牌を抱えるのが推奨されていたのは、押し引きの基準やベタ降りの手順が確立されていなかった故に、結果的に安牌を抱える打ち手の方が勝ちやすかったからというのもあるかもしれません。
 
 図Bのようなリャンカンを作る19牌について、最近では受け入れが1種減るからからは打の方がよいという見方も出ていますが、面子候補ができるツモが1種多いことより、リャンカンができるツモを優先した方が、アガリに近い段階での受け入れで有利になりやすいのでやはり基本は打と私は判断します。ただ微差なのであまり気にする事はありません。

 更に細かい話になると、とあってを切る場合は他に差がなければ打とします。どちらもリャンカンができる浮き牌ですが、打ならツモでリャンカンを逃しても、残ったカンチャンがで良形に変化しやすいためです。 

 覚える必要はありませんが、浮き牌同士の優劣を比較する方法として、強い面子候補を作る受け入れがある浮き牌を優先→受け入れに差がなければフォローを比較という手順を押さえておくと、単に覚えるよりアガリを目指す手順が理解しやすくなると思います。

 面子候補が足りていて数牌が不要になっている場合は客風を残すとして、面子候補が不足している場合、本書ではドラ無し役無しで遅い手牌の場合は字牌を安全牌として残してもよいとありますが、私は1面子もない手を「遅い手」とみなして端牌より客風を残す事が多いです。

 特に浮き牌の端牌は1種だけでは客風)とある場合、打としてを引いても、1面子もない安手なら役牌重なりからの1翻縛り解消と守備力でまだ役牌は残したいところ。それなら守備力の高いも残して先にから切るという感じです。字牌を残す基準は人によってマチマチですが参考にしていただければ幸いです。

本記事に関するご紹介

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今回は中級者を完全に脱出するために、前著の内容をグレードアップ。ライバルの一歩先をいく手順や鳴きのテクニックから、立体牌図を使った押し引き判断、トップをもぎ取るためのオーラスの攻め方まで、あらゆる局面で使える実践打法を網羅。本当の強者になりたい人、必読の書!
 
雀ゴロK (著)
発売日:2016年7月25日
定価:本体1,404円
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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