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ネマタの戦術本レビュー第191回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その41」

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五限目 講座3

 流局の場合は、東家→南家→西家→北家の順でテンパイ、ノーテン宣言をすることになっていますが、競技麻雀でなければ徹底されているところはほとんどないと思います。

 ネット麻雀ではそもそも手牌がテンパイ形であれば強制的にテンパイ扱いになることが多いですね。(アガリやめについては、ハンゲはトップ以外のアガリやめあり) そのためこの辺りの技術はあまり意識してなかった方が多いのではないでしょうか。

 ルールと相手の打ち筋次第なのでこの技術自体を使う機会はなかなかなさそうですが、これに限らず、自分が余裕のあるトップ目の場合は、単にアガリ率重視、アガリが難しいなら守備重視とするだけでなく、他家にトップを狙わせず2着でよしと思わせるように仕向けるように打つことも意識しておきたいですね。

講座4

 今回は誰に満貫をツモられてもトップですが、東家が連荘して北家テンパイ、こちらノーテンだと次局は北家に満貫出アガリでも逆転されます。自分のアガリ目がほぼ無い以上、今回は親のノーテンや親以外のアガリでトップ終了の可能性を高めるために東家には絞ります。

 役牌を絞ることは思いつきやすいですが、をポンすることで他家にも役牌を絞らせる、また東家が北家からチーすることを防ぐために邪魔ポンをすることは、言われれば納得ですが実戦できる打ち手はなかなかいないのではないでしょうか。

 残り局数が少ない段階だと特に、アガリを目指す以外の鳴きが有効になるケースが増えます。アガリ目が無い手でも鳴くべき牌がないか一度確認することを怠らないようにしたいものです。

 今回はラス目に厳しく打つのが正解でしたが、東家がダンラスで南家北家とは僅差のトップ目であればどうでしょう。今度は東家に対して絞ればその分南家北家にあがられて逆転される可能性が増えるので、役牌を切って鳴かせに行き、1枚鳴かれたところで降りに回るのがよいでしょう。ラス目に厳しく打つというのも一般的なセオリーですが、やはりケースバイケースです。

講座5

 雀荘ルールでは差し込みの使いどころが難しいですが、今回のように降りるべきリーチ相手に安全牌を切る場合は、同じ安全牌を切るにしても鳴き手へ放銃でトップ終了できる牌を切るに越したことはないので、講座2のようなアシストのタイミングが難しいという方でもこれだけは徹底しましょう。差し込みが遅れると鳴き手の他家が降りてしまうかもしれません。

 逆に、点数状況的に上家からのアシスト、差し込みが期待できるなら、平場であればまだメンゼンで進めた方がよくなるような手牌であっても強引に手役をつけるような仕掛けを入れることで上家のアシストを誘発する手があります。

 アシストが期待できるかは上家の打ち筋次第で、雀荘ルール主体の打ち手だとあまり効果がないかもしれませんが、それでも役無しのままメンゼンで進めるよりアガリにくくなるということは少ないので意識しておきます。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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