講義17
序盤から中張牌が多く切られているというだけでは変則手とは限らない(配牌からヤオチュウ牌の不要牌が無かった可能性もあるので)ですが、手出しや手順と組み合わせれば案外傾向がつかめます。
例えばこちらの牌図。中張牌が多く切られている、リャンメン落としが入っているというだけでも牌譜解析上はチートイツの可能性が40%近いということですが、と
を切っているにもかかわらず宣言牌が
(チートイツ狙いなら
受け残しで説明がつくが、メンツ手狙いとすると浮き牌やメンツの一部としてテンパイまで引っ張られていることが考えにくい)であることをふまえると、実際にはもっとチートイツの可能性が高いのではないでしょうか。チートイツならメンツ手で使われにくい牌ほど待ちにされる可能性が高くなるので、チートイツの可能性が高いと読めるなら押し引き判断や降りる手順が大きく変わります。
チートイツは出現率が低いので、読みの重要性はそこまで高くはないですが、チートイツでなければ出現しにくいような河情報を読み取ることができる場合もあります。チートイツに限らず、「他の可能性が想定しにくい」と読めるような特徴的な情報を見落とさないようにしましょう。
第一打に28牌が切られてからの手出し役牌は、メンゼンでは遠いので役牌重なりを残したが、はっきり手役が見えるほどの手でもないので結局役牌を切ったというケースが想定されやすいので、確かに速度も打点も大したことがない可能性が高そうです。読みに強くなるためには、警戒しなくてもよい河を無視することも必要です。一通り手作りの傾向を押さえたうえで、誰に対して警戒を強めるべきか確認しましょう。
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