麻雀ウォッチ

日本最大級の麻雀専門ニュースサイト!プロ雀士やイベントの情報をはじめ動画やマンガ・アニメ、アーケードゲーム情報まで麻雀関連の事柄全てを網羅します

CABOクィーンカップ
ネマタの戦術本レビュー第699回「麻雀 だから君は負けるんです 著:堀 慎吾 その8」

ネマタの戦術本レビュー第699回「麻雀 だから君は負けるんです 著:堀 慎吾 その8」

CABO求人麻雀BarWatch
ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

テーマ 15

 当たり牌を一点で読むことは大抵の場合不可能ですし、仮に読めたところで加点できるわけではありません。当たり牌を読むことより、当たらない牌を確認することの方がずっと実用的です。
 しかし、当たり牌読みは言うなれば手組の知識の裏返し。読みの力がつけば、自ずと他の力も身に付くものです。
 一昔前の「読み」に関する戦術論の問題点は、部分的には正しい内容であっても、それが一般的に通用するものとみなしてきたことにあります。逆に言えば、一般論をそのまま適用できない場合こそ個別の読みが活きるケースです。読めないものは読めないと認識したうえで、必要に応じてピンポイントに読みを入れることができるようになれば、今以上に実力が向上すること間違いありません。

テーマ 16

 ターツを構成する2枚のうちどちらが将来安全かを確認することは容易なので、守備より先にターツを落とした時に残る牌の攻撃的価値に着目することをお勧めします。

一つ一つは細かい差ですが、実戦で何度となく選択することになるので、細かいとはいえ長い目でみれば結構な差になりますし、ターツ落としに限らず牌の持つ価値に気付けるようになることで、自ずと他の力も身に付くようになるはずです。


 守備に関しても、場によっては内側の牌が安全になる場合もあります。一般論をそのまま適用するだけでなく、目前の局面に適った選択を心がけるようにしましょう。

麻雀 だから君は負けるんです

麻雀 だから君は負けるんです

 勝ち組は「麻雀で勝つために必要な知識」をたくさん持っているから勝ち、負け組はその知識の量が少ないから負けるのです。この本では麻雀で勝つために必要で、なおかつ絶対に持っていなければいけない特に大事な知識や考え方を紹介しています。

 
堀 慎吾
単行本:1,620円
Kindle Unlimited
 
 

購入はこちら

 

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

新着記事

Return Top