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ネマタの戦術本レビュー第793回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その3」

ネマタの戦術本レビュー第793回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その3」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 セオリー3

 巡目毎の牌の放銃率、または通ったスジの平均本数については、『統計学のマージャン戦術』140、141ページを御参照下さい。通った筋の本数が多いほど放銃率が高くなるのはもちろん、1本通ることによる放銃率の上昇度も高くなります。このことから、終盤に、「一見通りそう」という程度で押すに見合わない牌を切るミスは、「ある程度は押せそう」な手で早めに降りてしまうミスよりも大きな損失になりやすいことが分かります。麻雀の押し引きは言うなればチキンレース。ギリギリのところまで踏み込むのが理想ではありますが、判断が難しい場合は一歩手前で降りるくらいのつもりで打つ方が勝ちやすそうです。

 昨今の研究から、テンパイしてさえいれば安手悪形からでも案外押せるという結論が出たことに違和感を覚えた方も少なくないと思います。これは、単純に残りスジの本数から計算される牌の放銃率以上に、読みから危険と判断できる牌があることが珍しくないためではないでしょうか。典型例が33ページのケース。この局面で残りスジ3本とみなすのは流石に危険牌の放銃率を過大評価することになりますが、単純に6本とみなすことが過小評価になることも間違いないでしょう。テンパイなら大体押せるというのはその通りですが、元々そこまで優劣に差があるわけではないケースについては、条件次第で判断が変わることも珍しくありません。

 攻撃の立場からすれば、通っているスジ、あるいは通っていそうなスジが少ないリーチほど、他家に正しい押し引き判断をさせにくくなるので有利な結果が出やすいと言えます。セオリー2では、ターツ固定で迷彩を施す選択について考えましたが、浮き牌同士やターツ、トイツ同士を比較する場合は、メンツを構成しにくい牌から切る、いわゆる「手なり」こそが待ちを絞らせにくくする選択になります。手牌の価値を損ねない程度に意識しておきたいところです。

現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術

基礎的な麻雀戦術理論がネット上で共有されたことで、麻雀ファン全体のレベルが上がったと言われています。その中で差をつけるための技術として、今注目を集めているのが「相手に対応させる技術」です。相手の「対応する技術」を逆手に取って、その裏をかくハイレベルなテクニックとなります。

本書ではそのような戦術を論理的な解説に定評のある平澤元気プロが説明します。
(1)読みの基礎 
(2)それを応用する技術
(3)ただしこれはやりすぎ

本書で基本的な読みのテクニックとその裏をかく技術をマスターしてください。

著:平澤 元気
単行本:1,663円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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