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ネマタの戦術本レビュー第818回「『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』著:雀ゴロK 編その5」

ネマタの戦術本レビュー第818回「『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』著:雀ゴロK 編その5」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

Q41 ヘッドが有る手牌の時はリャンメン変化を逃してもメンツができるフォローがあるという理由で、からはを切ることが多いです。しかしヘッドレスの場合はツモでカンチャンがの形になるだけで手が進む受け入れ枚数も増えるのでマンズを残す価値が高まっています。初見では雀頭が有るケースと同じ感覚でを切りそうだったので勉強になりました。

Q42 ターツ部分からトイツが出来るだけでも受けが増えるので、むしろターツオーバーのカンチャンを払って雀頭そばの浮き牌を残した方がよいことが多いものです。
 しかし今回はなので打としてトイツが出来ても受けは残るので、将来放銃牌になりやすい456牌を先に処理できるという意味も踏まえて打がいいかもしれません。マンズ部分がならマンズカンチャンから切ります。

Q43 ドラが少ない場合はメンゼンテンパイ時にタンヤオの1翻がつく打点的メリットが大きいのでやはりを切ります。

Q44 ドラでなく、ピンズがの形だとしても、リャンメンテンパイになる受け入れ枚数、イーペーコーやサンアンコ目を踏まえて打有利になります。

Q45 4トイツなのでメンツ手2シャンテンに加えチートイツ2シャンテン。チートイツを見切ってもよりよいテンパイにはなりにくいので切ります。

Q46 メンピンテンパイよりタンヤオチートイツテンパイの方が打点も踏まえれば優れているのでチートイツを残します。マンズがでタンヤオがつかないなら打とすることも多そうです。

Q47 3トイツのケースはトイツを1つ崩してもその牌がコーツになる受け入れ2枚分しかロスが無いというだけで、実際に3トイツを崩した方がよいかはまた別です。今回のようなシンプルなケースでもサンアンコが存在するという理由でトイツ残しがむしろ有利になります。打ツモならいっそピンズのシュンツを丸ごと落としていくのが面白いですね。

Q48 アンコがある時のチートイツ1シャンテンは、アンコを残しつつチートイツ1シャンテンに取るのが大概正解です。チートイツ、トイトイがある以上他の手役をみる打点的メリットも薄く、既にチートイツ1シャンテンである以上アガリやすさもトイツ手が勝る場合が多いためです。

Q49 カンチャン落としはリャンメン変化と、メンツが完成するツモを逃した場合の変化を比較。打ならツモでテンパイ。ツモでも受けが広くなるので最もロスが少ないです。

Q50 打ならツモもあるので微妙。ドラ無しならサンアンコの打点的メリットも大きいので打とするところでしょう。くっつき1シャンテンに取れるケースで、雀頭部分がリャンメントイツ、他がアンコ+浮き牌の多メンチャン形に受けられる場合は、例外的に雀頭を崩す選択が有力になる場合もあることは押さえておきましょう。

超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル

麻雀戦術書のベストセラー作家雀ゴロKの新作。 今回は対局で頻発する「何切る」「何鳴く」問題を 210 問収録した超実践ドリル。 平面何切る本はこれまでにも多数出版されているが、それ以外にも「リーチ判断何切る」「何鳴く」「押し引き何切る」など複数のテーマの問題を出題。 解答ページでは雀ゴロKとメンバーによる問答が掲載されていて、なぜ、その解答が正しいのかが理解できる。

著:雀ゴロK
単行本:1,404円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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