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ネマタの戦術本レビュー第856回「『論理的思考で勝つ麻雀』著:中嶋隼也 編その22」

ネマタの戦術本レビュー第856回「『論理的思考で勝つ麻雀』著:中嶋隼也 編その22」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

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 今回はアガリを目指す以外の狙いを含む鳴きについて。拙著「勝つための現代麻雀技術論」の「牽制」の項目に相当します(アシストを誘発させる鳴きは「アシスト」に記載)。拙著ではほぼ一般論を述べるに留めましたが、こちらでは具体例を多く取り上げることでより分かりやすい内容になっています。

 ゲームメイクがうまくなるコツは、「アガリを目指す手組」と、「放銃を回避する降り」以外に、勝つために出来ることが何かないかを実戦中に意識することです。アガリが厳しく、他家からテンパイが入っても降りきれる程度に安牌が確保されているならば、他にやれることとなれば本章で取り上げられているようなゲームメイクに限るのですから、意識さえできていれば自ずと何をした方がよいのかが分かります。

 「ブラフ鳴き」や、「速度を合わさせる鳴き」については、単にアガリを目指すだけでも鳴いた方がよさそうな牌姿ですが、どちらかというとメンゼン寄りで、アガリを目指すという観点だけではあまり有効な鳴きとは思えないという方は、鳴きによって他家の選択がこちらにとって有利になる場合もあるということを意識されるとよいかもしれません。

 個人的な話になりますが、私が初めてどのように打てば勝てるかを意識的に考えるようになった頃は、リーチが目指せそうな手以外はがむしゃらに鳴いて手を進めるように打っていました。本当にアガリを目指すこと以外は考えていなかったのですが、今思えば他家がこちらの鳴きに対応しようとして、結果的にこちらにとって有利な展開になることが多かったのかもしれませんね。最近はどちらかと言えば、メンゼンで間に合いそうならギリギリまでメンゼンのアガリを目指すことを意識していますが、本書の内容を踏まえて、他家に対応させる仕掛けももっと意識的に取り込みたいと思わされました。

 

論理的思考で勝つ麻雀

「選択と抽選のゲーム」と言われる麻雀。
プレイヤーの実力が反映される「選択」の精度を高めることは何よりも大切です。
本書ではそのために必要な考え方、戦術を論理的に解説します。

著者は麻雀の思考の言語化の達人、中嶋隼也プロ。ロジカルで分かりやすい解説が遺憾なく発揮されています。

点数状況・巡目・他家の挙動など、状況が刻一刻と変わるゲームである麻雀において、得な選択肢を選び続けるための論理的思考力を本書で身に付けましょう!

著:中嶋隼也(@owadasenmu
単行本:1,404円
 

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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