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ネマタの戦術本レビュー第1039回「『麻雀技術 守備の教科書』編 その7 著:井出洋介 小林剛」

ネマタの戦術本レビュー第1039回「『麻雀技術 守備の教科書』編 その7 著:井出洋介 小林剛」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第二章 ベタオリのテクニック

CASE13 早いリーチにはトイツ、アンコの牌を切って2〜3巡しのぐ

ベタオリは言うなれば「安牌探しゲーム」。現物が十分あるうちはイージーモード。比較的安全な牌があるうちはノーマルモードとするなら、安全牌が全く無い状態はハードモード。安全牌が無いなら真っすぐ攻めると言われる場合もありますが、安全牌が無いという理由で「押し有利」になる手牌は、安牌が十分あったとしても案外押して悪くないもの。多くの手牌は、安牌が無いとしても最大限失点を回避しにいった方がよいものです。

自分で多く持っている牌を切って振り込んでしまうと、「止めていればアガられなかったのに」となりがちですが、「相手がアガるか流局するまで当たり牌を切らない」ことが目標ですから、「比較的安全と言える牌が無い」「危険牌を押すには全く見合わない手牌」であるなら、「通った時に安牌を増やす」のも重要なテクニックです。

逆に言えば「比較的安全と言える牌がある」うちはその牌を切りますし、「安牌があったとしても押すに見合う」手牌であればアガリを目指した方がよいです。「通った時に安牌を増やす」は今となってはだいぶ浸透したテクニックですが、このあたりがうろ覚えになっている人も少なくないので注意しましょう。

CASE14 ドラ2でも勝負にならない手牌ならオリる

見た目は高い手が狙える手牌でも、他家に全く追いつけそうにないのであればベタオリが正着です。51ページの図は他家の仕掛けが高打点である可能性が結構ありそうですが、仮にそうでないとしても、12巡目に1メンツも無く、最短でもチートイツの2シャンテンとなれば極力放銃を避けるように打ちます。

「価値の高い手牌」と聞くと、「高い手役が明確に見える」「ドラがたくさんある」といった高打点の手牌をイメージする人が多いかもしれません。しかし、麻雀において手牌の価値を測るうえで最も重要なのは「アガリやすさ」です。アガれば失点することはないので、既にアガっている手牌はどんな高い手が狙える手牌にも勝ります。

仮にこの図で、自分の手がリャンメンテンパイだとすればたとえ1000点であっても、場が煮詰まっていることはさほど気にせずテンパイを維持して問題ないとみます。もちろん本書に書かれているような場況を意識できることも重要ですが、「攻めるか降りるかは第一に自分の手牌で決める」「アガリやすい安い手はアガリにくい高い手に勝る(煮詰まった局面ならなおさら)」ことをまず押さえましょう。

麻雀技術守備の教科書

いちばんやさしい麻雀の守備の本
“じっくり型”井出洋介と、“スピード型”小林剛
二人の守備の名人が基本から丁寧に解説しました。

打ち筋が正反対の二人だから導き出すことができた
「全プレーヤー必須の知識」

【この本の特徴】
・麻雀の第一人者井出洋介と、Mリーグ出場のトッププロ小林剛の共著!
・リーチされたら?食い仕掛けされたら? 振り込まない方法を解説!
・「捨て牌読み」「ベタオリ」の技術がわかる!
・「守備を見据えた攻め」「押し引き」もわかる!
・弱気になって守るのではなく、勝つための「守る勇気」を身につけることができる。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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