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ネマタの戦術本レビュー第1113回「『令和の麻雀最新理論』編 その5 著:土井泰昭」

ネマタの戦術本レビュー第1113回「『令和の麻雀最新理論』編 その5 著:土井泰昭」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第1章 序盤の手順と手筋

令和麻雀の序盤④

「絞り」と一口に言っても、失点回避に重きを置く絞りと、自分のアガリを目指すことに重きを置く絞りの2つがあります。大半は前者であることが多く、本書で扱うのも前者です。

昨今の戦術論で絞りが損とされがちな理由は、「的確に絞ることで下家のアガリを阻止できても、代わりに上家と対門のアガリになることが多く、メンゼンならリーチがあるのでツモられた時の失点がかえって高くなりやすい」ためです。よって点数状況がフラットな局面であれば、下家が子なら満貫、親なら5800以上と、メンゼンリーチより高くなりやすい手であることが、「失点回避の絞り」を考慮するための条件であると言えましょう。

そのうえで、鳴かれもしない牌を絞ってしまうのは自分のアガリ率が減るだけ損なので、鳴かれやすい牌がある程度絞れる程度に鳴いた他家の手牌構成が読みやすい河になっている必要があると言えます。

よって、33ページの牌図については鳴かれると親の5800以上とはいえ、鳴かれやすい牌を全く絞れない。35ページは北家がソーズホンイツよ読めるので鳴かれやすい牌を絞りやすいですが、3900止まりであることが多いのでどちらも絞るほどではないというところでしょうか。ただ33ページについては自分の手もアガリに遠いので、だけは止めて他の牌から切る手もありそうです。

もちろん巡目だけみれば序盤であっても、局面上は中終盤になっていることも麻雀では珍しくありません。36ページの局面ともなれば、自分がテンパイでもしてない限りは東家になるべく通りやすい牌を切るところです。しかしこれは絞りというよりはほぼ降り。守備意識が希薄な打ち手が、鳴かせるだけでなく振り込みまでして鳴き手のお手伝いをしてしまうことが多いというのも、従来の戦術論で必要以上に絞りが重視されてきた理由であるとも言えそうです。逆に言えば、「絞りは重要でない」という立ち位置で麻雀を学ばれた方は、そもそも降りも考慮すべき局面で安易に鳴かれやすい牌を切らないように注意したいですね。

令和の麻雀最新理論

最新の麻雀戦術に乗り遅れるな!

「一時期、デジタル時代に昔の戦術論でシステムにそぐわないものは排除されてきました。『捨牌は読まない』がその典型かと思われますが、それ以外にもメンゼンの大切さなども軽視されていたと思います。
ところが最近の戦術論ではそんな昔の戦術論が見直され、さらに改良されて発表されました。これこそが新時代の理論であり、私は本書でそれをまとめる意味でも、仮定や分析を交えながら展開したいと思います」(まえがきより)

たとえば、昭和は打点重視、平成は効率重視の打ち方が流行しましたが、現在は「一定の打点を確保した上での効率重視」という、ハイブリッドな打ち筋が登場し脚光を浴びつつあります。

本書ではまず、このような昭和でも、平成でもない令和の麻雀戦術について、ユーモアを交えながら解説します。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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