- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。
第4章 手牌価値の創造
令和麻雀の手牌価値⑤
第2章⑩でも取り上げられているように、177ページAのような手牌なら役牌を1鳴きしますが、B〜Dのように役牌アンコの良形残り1シャンテンとなれば第2章⑨のタンヤオ手の鳴き判断とほぼ同じ、2段目でも前半ならまだスルーがよさそうです。
親は連荘より高打点」。これも押さえておきたい考え方です。親の方が早めに鳴いた方がよいと考えがちですが、それはアガリに遠い段階や他家のテンパイを意識する必要がある段階の話。メンゼンでテンパイしやすく、先手が取りやすい局面に関しては、親番こそ高打点を意識しましょう。こちらの内容も御参照下さい。
令和麻雀の手牌価値⑥
181ページ手牌Bは少牌になっています。手の内にあるリャンメンの1つがシュンツと仮定して1シャンテンであれば、ポンテンに取るに越したことはないので打とします。他に安牌を1枚抱えていて、安牌は残すことを前提に打つとしても、をツモるかチーできるのと同程度に、をツモるかポンできる可能性がある以上、をポンしないことを考えるとしてもあえてを切ることもないとみます。
重要なのは182ページ下段の手牌のように、ホンイツをつけて2000→8000のような高打点変化を逃さないことにあります。6ブロックあるので先にを引かない限りは、を残すことでホンイツに移行できる方がよいので先にピンズカンチャンを落とします。
令和の麻雀最新理論
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「一時期、デジタル時代に昔の戦術論でシステムにそぐわないものは排除されてきました。『捨牌は読まない』がその典型かと思われますが、それ以外にもメンゼンの大切さなども軽視されていたと思います。
ところが最近の戦術論ではそんな昔の戦術論が見直され、さらに改良されて発表されました。これこそが新時代の理論であり、私は本書でそれをまとめる意味でも、仮定や分析を交えながら展開したいと思います」(まえがきより)
たとえば、昭和は打点重視、平成は効率重視の打ち方が流行しましたが、現在は「一定の打点を確保した上での効率重視」という、ハイブリッドな打ち筋が登場し脚光を浴びつつあります。
本書ではまず、このような昭和でも、平成でもない令和の麻雀戦術について、ユーモアを交えながら解説します。
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