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ネマタの戦術本レビュー第1207回「『世界最強麻雀AI Suphxの衝撃』編 その25 著:お知らせ」

ネマタの戦術本レビュー第1207回「『世界最強麻雀AI Suphxの衝撃』編 その25 著:お知らせ」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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第4章 序盤の方針

4.七対子手順

①ノミ手は見切れ

チートイツ2シャンテン。メンツ手はメンツが1つも無いので3シャンテン。1メンツできたところでチートイツを見切る手順もありません。それならチートイツでテンパイした時に最大限にアガリやすくすることを考えます。安牌になりやすい牌を残しておくことで、後手を引いた場合も安牌を切りつつアガリ目を残せることも少なからずあります。

②強タンキは予め残す

こちらも七対子2シャンテン。メンツ手3シャンテン。手順1同様チートイツテンパイ時のアガリやすさを重視します。序盤のターツ落としはアガリに遠いところからの手役狙い手順も否定できません。逆に言えばヤオチュウ牌の処理を一通り終えて手役狙いが考えにくいところからのターツ落としはアガリに近い可能性が高いと言えそうです。

③ターツオーバー

三たび七対子2シャンテン、メンツ手3シャンテン。今度はメンツが出来ればチートイツを見切る形ですが、ターツオーバーにつきターツを1つ落としてもアガリ率が下がりにくい。がドラであることを踏まえればリャンメン落としが妥当なところ。そろそろSuphxの一連の傾向から打牌を予測できるようになったのではないでしょうか。

④七対子1シャンテンは早い(1)

七対子1シャンテン。メンツ手2シャンテン。メンツが出来ればチートイツを見切る形ではありますが、巡目と打点を踏まえれば手変わりを見るほどではないというところでしょうか。一色手順の、「打点低下の変化は不要」にも通じます。

⑤七対子1シャンテンは早い(2)

七対子1シャンテン、メンツ手に至っては3シャンテン。アガリトップとか役牌トイツがあるとか関係なく、ここまで距離に開きがあれば七対子に決めます。

⑥天秤にはかけない

が枯れているので天秤にかけづらく、何を切るか難しくしているところ。七対子2シャンテン、メンツ手は実質3シャンテンとなると七対子を残しそうですが、事実上決め打ちになる七対子2シャンテンよりは、浮き牌へのくっつきですぐに2シャンテンになるうえにピンズの良形が残っているメンツ手の方がアガリやすいでしょう。

もちろん打点では七対子が勝るのですが、メンツ手でもリーチツモドラドラで満貫に届く手。それならメンツ手に軍配が上がるとみてよさそうです。

世界最強麻雀AI Suphxの衝撃

世界最強の麻雀AIを人間のトッププレイヤーが本格解説!

2019年6月、麻雀AIで初めて天鳳十段に到達し話題をさらった「Suphx」(スーパーフェニックス)。

天下のMicrosoft社が麻雀という不完全情報ゲームに殴り込みをかけてきたのです。「Suphx」の強さはもはや人間のトップレベルに達しており、他のボードゲームがそうであるように、麻雀も「AIから学ぶ」時代に突入しつつあります。

本書はその端緒となるもので、最強のAIである「Suphx」を人間界のトップといえる天鳳位を獲得したお知らせ氏が徹底的に解説するのものです。

お知らせ氏の筆致は処女作である『鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム』で証明されたように緻密にして正確無比。「Suphx」の打牌を咀嚼し、人間の知として昇華する上でこれ以上の適任はいないでしょう。

ぜひ本書で「Suphx」の強さの秘密と、麻雀というゲームの深淵を味わってください。

●目次
第1章 強くなること
第2章 スタンダードな押し引き
第3章 中盤のスリム化
第4章 序盤の方針

●著者プロフィール
1989年9月18日生まれ。
神奈川県横浜市出身。東京大学工学部卒。
第14代四麻天鳳位。
著書 「鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム」(マイナビ出版)

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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