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ネマタの戦術本レビュー第1225回「『麻雀「超コスパ」上達法』編 その14 著:金太賢」

ネマタの戦術本レビュー第1225回「『麻雀「超コスパ」上達法』編 その14 著:金太賢」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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第4章 平均順位2.3台を目指す

超コスパ戦術,40

本書では10000点差「満貫ツモ圏内」を重視していますが、満貫出アガリ圏内の8000点差の方がむしろ重要。満貫ならどこからアガっても逆転と、ツモか直撃が必要では、点差としては2000点でも、逆転できる可能性には結構な差がつきます。2000点程度なら、「ダマでアガったのをリーチしてアガる」くらいでも埋め合わせることができるので、点差を意識し過ぎてダマにするくらいなら、更に有利な点数状況を目指してリーチした方がよい場合も結構出ることになります。

更に重要なのは一人ノーテンで縮まる4000点差。点差を詰める場合も離す場合も、このラインを超えるかどうかで逆転率が結構変わります。ラス前の挙動に大きく影響するところなので特に押さえておきたいですね。

超コスパ戦術,41

オーラスとラス前は当然順位に応じた打ち方に切り替えるとして、それ以前でどれくらい順位を意識するのか。本書では「10000点×残り局数」を目安としていますが、戦術40で取り上げた通り、「8000点×残り局数」くらいが適切と考えます。このあたりは協会ルールがトップの価値が高いルールであることも影響しているのかもしれません。

ルールを意識し過ぎることはありませんが、ルール関係なく判断が難しいケースも少なからずあるので、そういった場合にルールによって判断を切り替えることはそれなりにあると考えられます。

超コスパ戦術,42

187ページのようなラス前の余裕のあるトップ目なら鳴いて手を進めるのは迷わないところですが、南1局程度ならどうするかがまだ難しいところ。同じ40000点トップ目でも、残りの三者が20000点ずつなら安手でも局を消化すれば逆転されにくいですが、三者がそれぞれ30000点、20000点、10000点なら、安手で局消化しても2着目に逆転される可能性は十分あるので高い手を目指すことも考えられます。

鳴いて手を進めるかどうかであれば、「トップ目だから鳴く」判断になることが多そうですが、「リーチかダマか」だとまた話は変わります。「鳴いて聴牌と鳴かずに1シャンテン」なら、「鳴かないと和了れない」ことも多いですが、「リーチかダマか」なら、リーチしていても和了できることが少なくありません。本書は愚形はヤミテン推奨としていますが、2着目に逆転されやすいトップ目ならリーチで点差を離すことが多そうです。

麻雀「超コスパ」上達法


最短ルートで雀力がめきめき向上! これまで存在しなかった画期的な「第二の麻雀入門書」!

初心者のための戦術書をつくりたい。本書はそんな金プロの思いから生まれたものである。 「麻雀のルールを覚えた人」「これから麻雀を強くなろうとしている人」のために、最短で麻雀が強くなるテクニックを解説。絶対に押さえておきたい役作りの原則や牌効率の基本、実戦で差が出る鳴きやリーチ判断、オリの極意、さらには平均順位を押し上げるトッププロ直伝の上級テクニックまで、3ヵ月間で強者と肩を並べられるようになるカリキュラムを組んだ。
本書を読めば、最短ルートで雀力がめきめき向上! これまで存在しなかった画期的な「第二の麻雀入門書」です。

●著者プロフィール
金太賢(キム・テヒョン)
1983年1月27日生まれ、兵庫県神戸市出身。
脱サラ後に日本プロ麻雀協会4期生としてプロデビュー、A2リーグまでストレート昇級、1年後に最高峰のA1リーグへ。2017年に団体最高タイトル「雀王」を獲得すると、その勢いで「麻雀最強位」も獲得、翌2018年も「雀王」を連覇。現A1選手の中で連続在籍記録2位、降級未経験記録1位。

高い雀力と解説の分かりやすさに加え、トレードマークの派手なシャツで人気を集め、Mリーグの解説、ABEMAのRTDトーナメント、MONDOTVのモンド杯、など様々な麻雀番組でも活躍中。今最もMリーグに近いと言われるプロの1人。
普段は健康マージャン「まーすた」で麻雀の普及活動に努めている。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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