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ネマタの天鳳日記 第81回

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 マンズをもう1枚引けば染め色の4メンツ候補が揃い、が重なるかチンイツになれば満貫以上の手。スルーするよりはアガリやすく打点もあるので仕掛けていきます。

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 西家がチャンタ傾向なのではかなり切りづらい。しかし単騎になってもアガリにくいので可能ならチンイツにしたいというところ。ここで西家がをポンして打。自分で切っているを、比較的安牌になりやすいよりも残したのですから、はほぼ面子候補の一部であると読めます。

 今回はも切られていて、が2枚見えていることから、は考えにくい。

 ならリャンメンに受けるところですから、は3枚からなる面子候補の一部とは考えにくいので、2枚かなら面子候補の一部。

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 つまり考えられるのは+メンツか+メンツのチャンタテンパイからの待ち替え。

 が残りならをスルーしてカン続行するのが普通かもしれませんが、単騎になれば満貫で、こちらのマンズ仕掛けには特に止めたい牌であることから不合理とは言えないでしょう。

 他のパターンも考えにくいので、単騎か単騎のほぼ2択と判断しました。残りの1メンツも、チャンタ絡みとなるとくらい(ならカンのまま満貫テンパイなので東はスルーするはず)。

 が残り1枚ずつなので、大体でしょう。3フーロかつ河に強い情報があると、4枚の手牌構成をほぼ読み切れることも珍しくありません。

 逆に言えばこの時点ではは通るので、単騎テンパイから良形チンイツテンパイに手変わりする牌を引けば切りで手広く受けた方がよいことになります。

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 こちらも単騎でテンパイしたところで西家から手出し。単騎からの待ち替えです。この仕掛けにがどの程度当たるかは、「西家が待ち替えをした方が有利と判断する牌の枚数」によります。

 は残り1枚で、チャンタを崩しても打点が下がらないことから、残り2枚で比較的出やすそうな単騎に受ける選択肢もありましたが、西家は単騎を続行。このをツモ切る西家が待ち替え有利と判断する牌となるとかなり限られます(西家の手牌がなら、くらいでしょうか)。

 一応こちらの仕掛けにマンズを止めた可能性もありますが、それを踏まえても、ドラを引いて北単騎に受けた可能性はかなり高いので、ここからを引いてもは切らない方がよいです。

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 運良くすぐをツモれました。一般論としては打点差が無い場合、危険牌を切って良形待ちと、安牌を切って悪形待ちなら前者を選びます。しかしこのセオリーは、危険牌の放銃率が精々15%程度までであることを想定したものなので、待ち読みをしやすい鳴き手に対しては例外も出てきます。

 特にドラを勝負するかどうかになれば、放銃した時は高打点の可能性が高いので、ドラがどの程度当たるかを読めているかどうかが結果に非常に大きい影響を与えます。

 重要な局面だからこそ、「勝負手だからドラでも切る」「流石にドラは勝負できない」と決めつけずに、他家の手牌構成を読むことに力を入れたいですね。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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