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第18回 ネマタの麻雀徒然草

第18回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

「二人」「零和」「有限」「確定」「完全情報」の5つの要素のうち、今回は「確定」について。「確定」とは。サイコロのようなランダムな要素が存在しないことを意味します。

 麻雀は不確定要素が多いゲームと言われる場合もありますが、ゲーム理論における「不確定」要素は、実は場決めと、牌をどこからツモるか決める際にサイコロを振るだけです。一度サイコロを振れば、非公開情報だからツモるまで分からないというだけで、ツモる牌が何なのかは確定しています。麻雀の運要素は、「確定」でないというより、「完全情報」でないことに起因します。

 手積みの麻雀だと牌を混ぜる際に表が見えてしまう牌が出てしまうため、山牌が完全に非公開情報にはなりません。積み込みのようなイカサマを防ぐために、どこからツモるのかを不確定にするためにサイコロを振るようになりました。以前は一度でなく二度振られていたのも、イカサマをやりづらくするためです。

 そのうえでイカサマ技を成立させたものとして有名なものと言えば「二の二の天和」。昔この技を知った時、「二度目のサイコロの目は2である必要がないのに何故2なのか。サイコロの目が二連続でピンゾロという珍しいことが起こればそれこそイカサマを疑われるのではないか。」と疑問に思ったものでしたが、それについてはこちらで見解が出されており、成る程と思わされました。

 全自動卓が導入され、そのようなイカサマ技も廃れることになりましたが、山牌が完全に非公開情報であることが前提であれば、そもそもサイコロを振らずに、毎回決まったところから配牌を取ることにしても差し支えありません。

 しかし実際は全自動卓ではもちろん、牌を積まないオンライン麻雀でさえ、開局前にサイコロを振る演出が入ります。このあたりも新しく麻雀を覚える人にとっては違和感を受けることかもしれませんが、以前から麻雀を打っていた人にはその方が親しみやすかったためでしょうか。第12回で取り上げた、「符計算が未だに残っている理由。」に近いものがありそうです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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