今回の見所
- 大平亜季がデビュー3年目で、3連覇を達成
- 最終戦オーラスに劇的な展開が・・・
<第16期女流最高位決定戦>◇2日目◇16日◇麻雀スタジオ
最高位戦日本プロ麻雀協会の女流タイトル・第16期女流最高位決定戦の2日目が行われ、大平亜季が43.8ポイントで優勝、3連覇を達成した。
最終8回戦を2.7ポイントのトータル3位で迎えた大平は、南3局1本場、チートイツのテンパイから純チャンリャンペーコーへ向かいの対子落としを始めたタイミングで、いわますみえのカンリーチを受ける。
絶体絶命かと思われたが、奇跡的にを引き戻してチートイツのテンパイ復活。今度は単騎のテンパイを取ってリーチ。これを渡辺洋香からアガり、その裏ドラとなって8000点を加点。この半荘トップに躍り出るが、トータルトップのいわまが2着のため、オーラスは役満ツモ条件が残った。
オーラス1本場、親の石井あやが、勝負に出たいわまから12000点をアガリ、いわまはラスに転落。この時点で大平がトータルトップに浮上し、同2本場は大平がピンフのみの1000点をアガって劇的な決着となった。
第14期にデビューしていきなりタイトルを獲得した大平は、山口まや、根本佳織に続く3連覇を達成。この日の麻雀については「アガれなそうな手を形式テンパイでテンパイ料を稼いだことが良かったです」と勝因を語った。
順位 | 選手名 | ポイント |
---|---|---|
1 | 大平 亜季 | 43.8 |
2 | いわますみえ | 27.5 |
3 | 渡辺 洋香 | 5.5 |
4 | 石井 あや | ▲79.8 |
【歴代女流最高位】
第1期 渡辺 洋香
第2期 山口 まや
第3期 山口 まや(2)
第4期 山口 まや(3)
第5期 根本 佳織
第6期 根本 佳織(2)
第7期 根本 佳織(3)
第8期 根本 佳織(4)
第9期 根本 佳織(5)
第10期 石井 あや
第11期 茅森 早香
第12期 花本 まな
第13期 小池 美穂
第14期 大平 亜季
第15期 大平 亜季(2)
第16期 大平 亜季(3)