こんばんは、まろちょふです。
今日は3/8(水)にThe All Star League 第7節での大崎初音プロの鳴き判断を紹介します。
ルールはあがり連荘、赤牌が各5に1枚ずつ、25000点持ち30000点返しのオカあり。ウマが10-20のルール。(トップから40-10-▲10-▲20)
局面は南1局1本場、北家で三着目。愛内プロが一人抜け出した状態で下三人が競っている状況。
ここで役牌やドラを序盤に切り離していた西家の愛内プロから先制リーチが入りました。待ちは。
立直を受けた段階の大崎プロの手牌はこちら。浮いてる牌はいずれも安全牌ですがまだ2シャンテン。
ここで南家の谷井プロから追いかけ立直。待ちは。2シャンテンから押し返すには厳しい状態となってしまいました。
タンヤオの1シャンテンだった親の水巻プロは中抜きしてオリを選択。
そのまましばらく進行し、四人の残りツモがあと一回となったところ、愛内プロがツモ切りしたを大崎プロがチー。
一旦通るを切り、1シャンテンとなります。これで海底のツモ番が愛内プロに回ることになります。
次順に愛内プロがを持ってきます。待ってましたとばかりにこれもチー。海底のツモ番を自分にまわすことに成功しました。
放銃となるは止め、現物のを打ち出します。
なんと海底牌は谷井プロの高めのあがり牌の。このあがり阻止はこの点棒状況においてはかなり大きいものです。
大崎プロは「はじめからハイテイずらしを主眼に考えたチーで、が現物にならないようなら聴牌はとらないつもりだった。」とのお話でした。
2回チーできる牌が出たのは偶然ですが、局面的にトップ目の愛内プロが海底でツモったとしてもラス目の谷井プロに海底でツモられるよりは二着が見える展開になるので2回目ができるかはわからなくても1回目のチーをすることで少しでも損をなくそうという意思が感じられるプレーでした。