- 骨髄バンクの普及啓蒙を目的とした「骨髄バンクチャリティ大会2018」が開催された。
- 今年も競技プロや著名人など様々なゲストが参加し大会を盛り上げた。
- 募金やチャリティーオークションの売り上げ総額352,802円を支援団体へ全額寄付。
※この記事はノーレート麻雀ネットワークニューロン公式HPの発表を転載したものに、麻雀ウォッチ編集部でタイトル・文章・見出し・写真 等を追加して作成しています。
2018年8月26日、新橋の新雀荘にて、「骨髄バンクチャリティ麻雀大会2018in東京」が開催された。88名(組)が参加した。この大会は15回目を迎え、多くの方々に白血病や骨髄バンクについての啓蒙活動が行われている。今年も多くのプロのチャリティーオークションへの協力があり、売上総額の352,802円が支援団体に全額寄付された。
今年も多くのプロが参加し、当大会を盛り上げた
ラジオ制作者 木谷孝雄様 (優勝者)
私の麻雀歴は30年以上。実は趣味のラジオ制作で多くの皆様に麻雀のイメージを変えたくて今の業界の実情を発信しておりました。その様な思いの中、骨髄バンクの普及活動を麻雀を通して行っておられる事に感銘を受けます。
私も若い頃、献血ルームで骨髄バンクの話を聞いてすぐに登録し、2度コーディネーターから呼び出しがありましたが、残念ながらここ10年は体重増加や喘息疾患、大腸癌等でドナーにはなれず、54歳の誕生日でこの登録から卒業を迎えました。
そしてこの骨髄移植により命が救われた一人の雀士が毎年行っている骨髄バンクチャリティ麻雀大会に昨年に続いて参加させて頂きました。一人でも多くの白血病患者さんにドナーが現れて欲しい願いで骨髄バンクの普及活動を麻雀を通して続けておられる主宰の山口さんの思いに皆様と共に少しでもご協力が出来ればと参加させて頂いております。
またこれからも大会を支える一人になれたら幸いです。
早川林香プロ (初参加)
今回骨髄バンクチャリティ大会に初めて参加させて頂きました。麻雀を通して皆様と楽しい時間を過ごさせて頂き、白血病、骨髄バンクについて考え、自分自身と向き合うことが出来たとても素晴らしい大会でした。
例えば仲間とみんなでワイワイやって楽しく思ったり、憂鬱な気持ちで仕事に行くのが嫌だなぁなんて思うこと、全て健康な身体があって初めて感じることが出来るということを改めて考えました。今この瞬間にしか出来ないこと、自分にしか出来ないことがきっとあります。それを考えていると、ただ過ごしていただけの日々がなんだかとても尊く、素晴らしい物に思えて来たのです。
今回のチャリティ大会を通して、大好きな麻雀でこんなに社会に貢献できるなんて本当に嬉しく思います。今後も参加者がもっと増え、この繋がった輪がどんどん大きくなりますように。この様な素晴らしい大会に参加させていただき、本当にありがとうございました。
水谷葵プロ (初参加)
骨髄バンクチャリティ大会には、今回初めて参加させていただきました。実は、大会の前日に骨髄バンク登録した私。自分自身が人の命を救うという目的もありますが、より多くの人に骨髄バンクを身近に感じてもらい、輪が広がると良いなと強く思う気持ちから、登録をしました。
大会では、活き活きと麻雀を楽しみ、快く募金に貢献くださる参加者の姿を見ることができ、本当に素晴らしい大会だなと感動しました。普段はお会いできないような方々にもたくさん話しかけていただき、本当に嬉しかったです。
今後も私にできることは是非協力していきたいと思います。また皆様と大会でお会いできることを楽しみにしております!
二階堂瑠美プロ (大会主幹)
運営スタッフのみなさま、協賛してくださる企業各社さま、ご参加くださったみなさま、今年もありがとうございました。回を重ねるごとに絆が深まると感謝の念が絶えません。今回は伊藤プロにもご参加いただき、大変盛り上がったと思います。
今年は麻雀界にとって革命的な年となりました。さまざまな問題から難しいと思われていたスポンサーの獲得により競技麻雀の地位が向上出来たことは、今まで麻雀界に関わってきた全ての人たちの愛と努力が実ったと言えるのではないでしょうか。
ですが、まだこれからが本番です。麻雀界の輝かしい未来のために、より一層の努力をしていきたいと思います。
また、このチャリティ大会をきっかけにドナー登録をしてくれた参加者、プロ仲間が増えてきました。この繋がりをさらに広げる活動も続けていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。
ルーラー山口プロ (大会主幹)
冒頭、お詫びしなければならないことがあります。詳細はホームページでも説明させていただきましたが、運営側の集計ミスで参加してくださった方にご迷惑をかけてしまいました。あらためて、心よりお詫び申し上げます。今後は、参加してくださった皆様に安心してお楽しみいただける大会を運営してまいりますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、私の地元徳島にも続けて台風が上陸するなど大雨や地震、酷暑など日本全国で自然災害に見舞われ、多くの尊い命が亡くなりました。心よりお悔やみ申し上げます。
自然災害に対してある程度の予防はできても、時に我々人間は無力を感じさせられます。突然発症する白血病のような病気も、当人からすればある意味、災害のように防ぐことができないものと感じます。ただ、病気の場合は、常日頃の健康への意識や定期健診等で、自分でリスクを減らすことができます。また、白血病に関しては、ドナーさんがいることで骨髄移植により助かる可能性が大きく上がります。
私ができることはこの活動を続けていくことです。来年、また皆さんと笑顔で会えることを楽しみにしています。
最後になりましたが、今年も当事業をサポートしてくださった皆様全ての方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
2018年度骨髄バンクチャリティ大会事業報告
参加プロ選手等
安部久美子 有栖麻理奈 伊藤優孝 岩村美智子 上田唯 如月明日香 西城凛 Jenn 下山哲也 ジラフ中村 谷誠之 成瀬朱美 二階堂瑠美 根本佳織 バイキング塚本 早川林香 日當ひな 松嶋桃 丸山奏子 水谷葵 矢島亨 大和 与那城葵
特別講演
大谷貴子 ノブ・ハヤシ
チャリティーオークション出品
松嶋桃 渡辺洋香 蝶野正洋 丸山奏子 日本プロ麻雀連盟九州本部 Jenn 与那城葵 日當ひな 早川林香 水谷葵 ノブ・ハヤシ 二階堂瑠美 株式会社アルバン
後援
認定特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会
運営
骨髄バンクチャリティ麻雀大会in東京実行委員会
協賛
株式会社アルバン カネミツフーズ株式会社 月刊「麻雀界」 齋藤医院内科小児科(奈良市) ジェイリース株式会社 新橋「新雀荘」 株式会社スリーアローズコミュニケーションズ 田辺薬局株式会社 ドージョーチャクリキ株式会社 西中島麻雀PEACE(大阪市) 株式会社ブルードラゴングループ 麻雀採用 麻雀ジャンナック(横浜市) マーチャオグループ マツオカ株式会社 山田昭裕 株式会社ワイン屋さん
募金
総額352,802円を支援団体へ全額寄付
(内訳) 全国骨髄バンク推進連絡協議会252,802円
とくしま骨髄バンクを支援する会100,000円
本記事に関するご紹介
子供から大人までレベルを問わず健全な麻雀の楽しみを広める普及団体。