麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」27日目が11月17日（木）に開催された。

第1試合出場選手

東：鈴木たろう

南：白鳥翔

西：瀬戸熊直樹

北：滝沢和典

第1試合

東1局、白鳥が三暗刻の先制テンパイ。

が山に2枚あり、四暗刻単騎変化を期待して日吉の絶叫が止まらない。

親番のたろうは嵌のテンパイを外し、をポンしてホンイツへ渡る。

ドラの単騎から待ちに変わる。

白鳥がを暗カンした数巡後にをツモって決着。

2000・4000のアガリでリードを築く。

東2局は親番の白鳥がピンフ・ドラ2の先制リーチ。

山に残り3枚のは最終盤まで減らず、17巡目にをツモ。

6000オールのアガリが決まり、5万点を超えた。

東2局1本場、滝沢が最後のを引き入れて先制リーチ。

安全牌がない瀬戸熊、タンヤオで仕掛けてかわしに行くがを掴んで放銃。

滝沢8000のアガリ。

東3局は白鳥が満貫のテンパイを入れ、ダマに受ける。

たろうが追いつく。タンヤオ・赤2の3900テンパイ。

そこに親番の瀬戸熊がリーチ。嵌はたろうと同じ待ち。

瀬戸熊がを掴んで白鳥のアガリ。

8000の加点で白鳥の持ち点は6万点に。瀬戸熊は痛恨の2連続満貫放銃となる。

東4局は親番の滝沢がダブを仕掛け、終盤にたろうがリーチをぶつけるが、2人テンパイで流局。

続く東4局1本場、白鳥が567の三色でテンパイ。嵌のヤミテンを入れる。

たろうが追いつき、での放銃が危ぶまれるが、待ちを選択してリーチ。

たろうが残り1枚のを一発ツモ。

2600放銃回避の先には2000・4000のアガリが待っていた。

南1局は瀬戸熊が南・一盃口・赤1の先制リーチ。跳満抽選を狙う。

親番のたろうがドラ3で追いかけリーチ。

またしてもたろうが最後のを手繰り寄せ決着。

4000オールのアガリで白鳥に迫る。

続く南1局1本場は滝沢がピンフ・ドラ1のリーチかけてをツモ。

1300・2600の加点で原点付近へ回帰する。

南2局は親番の白鳥が七対子・赤1のヤミテンを入れる。そこに滝沢が先制リーチ。

滝沢の当たり牌は山に0。

白鳥はダブルワンチャンスのを長考したのちプッシュ。

直後に滝沢がを掴み、白鳥4800のアガリ。2着目のたろうを引き離す。

続く南2局1本場、白鳥が再び七対子のテンパイ。9600の単騎を選ぶ。

そこに瀬戸熊がピンフ・ドラ1のリーチ。

たろうがを止めるファインプレーを魅せたことで、白鳥がを一発で掴み放銃。

瀬戸熊が起死回生の8000をアガる。

南3局、親番の瀬戸熊がタンヤオで仕掛け、白鳥もの後付けでかわしにかかる。

しかしこの局はたろうが制する。

をチーしてホンイツに向かうと、を重ねてテンパイ。

が瀬戸熊にポンされていたためシャンポンに受けるが、なんとを引いてしまう。

満貫のアガリ逃しになってしまったかと思われた矢先、をツモ。

3000・6000のアガリを決め、白鳥をまくってトップ目でオーラスを迎える。

オーラスはたろうが47100点持ち、白鳥が45500、親番の滝沢が15400、瀬戸熊が-8000という並び。

滝沢が絶好のを引き入れて先制リーチ。

白鳥にも条件を満たしたテンパイが入るものの、で滝沢に放銃となる。

滝沢5800のアガリで連荘へ。

続くオーラス1本場、たろうがをポンして自力での終局を狙う。

400・700をツモ、大逆転からの逃げ切りトップを獲得した。

たろうは一昨日の今期初トップから個人連勝。

依然最下位のドリブンズだが、マイナスは200ポイントを下回り水面が見えてきた。

白鳥は3連勝こそ阻まれたものの、レギュラー・ポストシーズン合わせて24戦ラスなしの記録を樹立した。

第1試合結果
1位 たろう(ドリブンズ)+68.9
2位 白鳥(ABEMAS)+19.2
3位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)▲19.6
4位 瀬戸熊(雷電)▲68.5

第2試合結果記事

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