麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」38日目が12月6日(火)に開催された。
第1試合出場選手
東:二階堂亜樹
南:村上淳
西:鈴木優
北:本田朋広
第1試合
東1局から東2局2本場まで流局が続き、拮抗。
東2局3本場、親の村上のリーチにを仕掛けた本田がアガり切って供託と本場をものにした。
東3局に亜樹が1000・2000をアガって東4局へ。
親の本田がピンフドラ赤をリーチ。
すると本田の現物待ちで村上がテンパイし、ダマテンを選択。
しかし次巡にドラのとをスライドし、打でリーチに踏み込む。
解説の2人は「ミスだと思う」とコメント。このときのことを村上はのちのインタビューにて「安全度を考慮しての切りだったが、打点を下げてまでやることではなかった。さすがにやりすぎました」と語った。
結果は村上が本田のアガリ牌をつかみ、本田の12000のアガリとなった。
次局は先制した村上に親の本田が回りながらも追いついて勝負。またも本田が12000のアガリで持ち点は5万点台に。
本田連荘して東4局1本場、またも先制リーチとするが、すぐに亜樹が追いかけ、亜樹が2000・4000のツモアガリを決めて南入。
南1局、親の亜樹がとのシャンポン待ちの12000のテンパイをダマテン。
これに本田がテンパイしたタイミングでを放し、亜樹に12000の直撃で着順が入れ替わる。
次局は優が赤1リーチをツモるとなんと裏3。3000・6000のアガリで2着争いは熾烈に。
ここまでアガリがない箱下の村上。整った配牌だが、本田が自風のを仕掛けて颯爽とアガリきった。
南3局、村上が自風でドラのをポンしてテンパイ。
亜樹ものピンフドラ1でテンパイし、ダマテン。
本田が追いかけるが、イーシャンテンの優がまっすぐに手を進め亜樹に放銃となり、オーラスへ。
南4局、亜樹が役ナシテンパイ。リーチ棒を出すと、優の条件が軽くなるため、ダマテンとする。
親の本田が一盃口ドラドラのカンテンパイをダマテン。本田がツモって4000オールの加点で亜樹を上回る。
南4局1本場、亜樹を上回ったとはいえ、本田と亜樹はテンパイノーテンで着順が変わる状況。
本田は終盤にテンパイを果たすが、亜樹が終盤にと手出ししたことで亜樹のノーテンを察知。
亜樹がノーテンなら伏せてこのままトップで終われる本田。万が一亜樹がテンパイしていた場合は2着になってしまうが、ノーテンを宣言。
テンパイしていたのは優のみ。本田は今季6勝目を飾り、個人2位につけた。
第1試合結果
1位 本田(雷電)+63.9
2位 亜樹(風林火山)+21.5
3位 優(Pirates)▲10.9
4位 村上(ドリブンズ)▲74.5
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
関連ページ
▼選手・チーム成績スタッツ