麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」91日目が3月16日(木)に開催された。
第1試合出場選手
東:瀬戸熊直樹
南:瑞原明奈
西:松ヶ瀬隆弥
北:東城りお
第1試合
東1局、瑞原と松ヶ瀬の両面リーチが激突。
個人スコアではMVPを狙える位置にいる2人。
安全牌に窮した瀬戸熊がワンチャンスのを落として松ヶ瀬に放銃となる。
5200のアガリでスタート。
手痛い失点となった瀬戸熊だったが、続く東2局で1000・2000をアガってすぐに復活。
ラス牌のを引き寄せた。
東3局、一気通貫への変化を見据えて嵌をダマに構えた東城だったが、3切れになったためスライドリーチを敢行。
をツモ、裏も1枚乗せて1000・2000の加点に成功した。
流局を挟んで東4局2本場。
瑞原が4枚目のを引き入れてピンフ・赤1・高目三色の先制リーチ。
これに対して嵌で果敢に立ち向かった松ヶ瀬だったが、こちらは山に0。
東城が親番維持のため仕掛けると、ハイテイが瑞原に回る。
ハイテイにはが眠っており、瑞原渾身のアガリ。
2000・4000を加点してトップ目に立ち南入。
南入時点での持ち点は、瑞原が30,300、東城が25,900、松ヶ瀬が24,100、瀬戸熊が19,700という並び。
南1局、東城が国士無双に向かうも、リャンシャンテンで瀬戸熊の2900に掴まる。
南1局1本場はタンヤオで仕掛けた瑞原が500・1000で局消化。
東城は七対子の選択が裏目に出てしまい、激痛のアガリ逃しとなってしまった。
南2局は東城と瀬戸熊が山0対3の捲り合いに突入するも、決着は付かず流局。
続く南3局1本場は瑞原がピンフをヤミテンに構え、東城のを仕留めて2000のアガリ。
供託も回収し、トップ目を維持したままオーラスへ。
オーラス、持ち点は瑞原が35,400、瀬戸熊と松ヶ瀬が22,000、東城が20,600という並び。
先制テンパイは瑞原。辺の役無しからのシャンポンに切り替える。
瀬戸熊がピンフ・赤1のテンパイ。待ちでリーチを敢行する。
そこに松ヶ瀬がタンヤオ・ピンフ・赤1の手で追いかけリーチ。
待ちは瀬戸熊と同じ。
この瞬間、松ヶ瀬-瀬戸熊間での横移動が無くなり、東城のラスが決定的に。
結果は松ヶ瀬がをツモ、しかし裏は乗らず瑞原の逃げ切りで決着となった。
瑞原は今季21戦登板して9勝目。
インタビューでは自身初の連投を宣言し、MVPに向けて王手をかけた。
首位の伊達とは26.7ポイント差まで迫る。
第1試合結果
1位 瑞原(Pirates)+53.4
2位 松ヶ瀬(風林火山)+11.0
3位 瀬戸熊(雷電)▲21.0
4位 東城(フェニックス)▲43.4
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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