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鈴木大介プロ新刊サイン本お渡し会「ガンガン攻める姿はMリーグの新しい風」と将棋&麻雀ファン集結

鈴木大介プロ新刊サイン本お渡し会「ガンガン攻める姿はMリーグの新しい風」と将棋&麻雀ファン集結

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将棋と麻雀の二刀流プロとして活躍中の鈴木大介プロ(BEAST Japanext)が自伝エッセイ『将棋と麻雀。頭脳戦の二刀流 49歳からの私の挑戦』をART NEXTより出版。1が槓子(カンツ)となった11月11日、発売を記念し『新刊サイン本お渡し会&2ショット撮影会』が、丸善日本橋店3階フロアにある「M.LEAGUE OFFICIAL SHOP(Mリーグオフィシャルショップ)東京」で開催された。

▼M.LEAGUE OFFICIAL SHOPについてはこちら

勝負の世界で生きてきた著者初の自伝エッセイ

 都内の最高気温は15.9℃。肌寒さを感じる曇天だったが「M.LEAGUE OFFICIAL SHOP東京」は熱気に満ちあふれていた。 

 BEAST Japanextのユニフォーム姿で登場した大介プロは、長蛇の列を作っていたファンに拍手で迎えられた。
 
 日本将棋連盟会長・羽生善治九段と藤井聡太八冠との対局エピソード、麻雀の師と仰ぐ雀鬼会道場・桜井章一会長とのこと、そして家族のこと。自分を育ててくれた将棋と麻雀への想いと感謝を綴った自伝エッセイ本を持ち「いつもただ単純にまっすぐ攻めていると思われているかもしれませんが、この本を読んで頂けたら、なぜそう打つのかが伝わると思います」と挨拶し、お渡し会&2ショット撮影会はスタートした。

会場となった丸善日本橋店内にあるMリーグオフィシャルショップ東京は、JR東京駅から徒歩5分。Mリーグファンにとっては聖地巡礼スポットのひとつだ

8歳から60代までの観る将&観る雀、アマ二刀流が来場

 会場には将棋ファンをはじめ、麻雀ファン、さらにはアマ二刀流も来場。「元々将棋をやっていて、大介さんの将棋本を読んで勉強していました。将棋も麻雀もまっすぐ攻めていくところは見ていてとても楽しい」とは20代男性。

「豪快で高打点で勝負強い麻雀が魅力です」とは学生時代に将棋もやっていたというアマ二刀流の男性

 初年度からMリーグを見ている30代男性は「ガンガンに攻めていくスタイルは衝撃的でした。Mリーグに新しい風が吹き始めたと感じています」と二刀流の挑戦を大歓迎。

 今年から“観る雀”デビューした将棋好きの40代男性は「役もわからないんですけど、Mリーグで高目で三倍満、安目で倍満って嘘でしょと驚きながら見ていました」と高打点を追求する姿勢に魅了されたそうだ。

 20、30代の女性ファンの姿も目立ち、大介プロきっかけでMリーグを見始めた人もいた。「大介さんの麻雀は打ち方がすごく楽しい。自分もあんなふうに打ってみたい」「麻雀最強戦から大介さんの麻雀が好きだったので、Mリーガーにもなられてすごいし、うれしい」「自分の麻雀を打っている感じがして、そこがいい」「大介プロが初めてトップを取った試合を見て、こんな麻雀があるんだと、その時に初めてMリーグの楽しさがわかりました」など、その豪快な打ちっぷりは勝っても負けてもスカッとするそうだ。

長野から友達と一緒に来場した大介プロファン。「昨シーズンからMリーグ見ているんですが、大介さんのような選手は見たことがなかったです。」

 学生も多く、名古屋から夜行バスで駆けつけた大学生は「僕自身の麻雀は大介さんのような強い麻雀ではないので、危険な牌でもバシッと切れるところがカッコよくて憧れます。将棋は小学校から始めたんですが、一番最初に読んだ将棋本も大介プロの振り飛車の本でした」と笑顔。

名古屋から日帰りで来た大学生。「大介プロがビーストに入ったんで、これは応援するしかない」とBEAST Japanextのグッズも購入

 彼女がBEAST Japanextのファンという大学生は「大介プロの魅力は場況を一発でひっくり返す力。将棋で培った地頭の良さというか、展開を読む力もすごい」と仕事で来られなかった彼女にサイン本をプレゼントするそうだ。

新たな挑戦を考えているビジネスパーソンや学生にも刺激

 親子で来場された設楽修一さんは、名古屋で将棋教室を開催していて、2024年1月28日には『将棋・囲碁・麻雀・チェス・バックギャモンのコラボイベント』を予定しているとのこと。「二刀流の鈴木先生をはじめ、麻雀界では二階堂瑠美先生(EX風林火山)、瀬戸熊直樹先生(TEAM RAIDEN/雷電)に来て頂く予定です」と頭脳ゲームの普及に尽力している。大介九段の攻撃的な将棋を勉強中という8歳の娘さんは「将棋で好きな駒は歩。成ったら強いから」とサイン本を手にご満悦の様子だった。

▼設楽さんイベント詳細はコチラ

『将棋・囲碁・麻雀・チェス・バックギャモンのコラボイベント』を2024年1月28日に名古屋で開催予定の設楽さん親子

 夫婦で来場された男性は「大介プロとは年齢も一緒なので、新しいキャリアを積まれているところに魅力を感じています」と生き方そのものに刺激を受けていた。

 将棋でも麻雀でもファンとのコミュニケーションを大事にしている大介プロ。頭脳戦の二刀流という新たな挑戦は“観る将”と“観る雀”を楽しませてくれるだけではなく、仕事や勉強への新たな挑戦を考えている人にとっても刺激になっているようだ。

Mリーグショップは東京、大阪、札幌、博多と全国4カ所の丸善ジュンク堂書店内に常設。全選手の応援グッズもラインナップされている

◆取材:福山純生(雀聖アワー)

鈴木大介プロの自伝エッセイ『将棋と麻雀。頭脳戦の二刀流 49歳からの私の挑戦』(ART NEXT刊)には、佐々木寿人プロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)との対談、脳科学者・篠原菊紀教授の特別寄稿も収録されている

鈴木大介(すずき・だいすけ)プロフィール

1974年7月11日、東京都生まれ。A型。日本将棋連盟九段。日本プロ麻雀連盟五段。Mリーグでは株式会社ジャパネットブロードキャスティングがオーナーを務める「BEAST Japanext」所属。将棋大賞では第24回勝率第一位賞・連勝賞・新人賞(1996年度)、第27回敢闘賞(1999年度)、第32回升田幸三賞(2004年)を受賞。獲得タイトルは「第15回早指し新鋭戦」(1996年度)「第49回NHK杯戦」(1999年度)。麻雀では「麻雀最強戦2019」。YouTubeチャンネル二刀流・鈴木大介【 Dの流儀 】配信中

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