麻雀スリアロチャンネルの本格女流リーグ戦「麻雀ウォッチ プリンセスリーグ 2019」予選第3節Cブロック2卓が8月23日に開催された。
【対局者】
麻生ゆり(日本プロ麻雀協会)
石井あや(最高位戦日本プロ麻雀協会)
白田みお(RMU)
中里春奈(最高位戦日本プロ麻雀協会)
グループ3位の麻生、6位の中里、7位の石井、8位の白田の対局となった。
3位の麻生は三添の112.3ポイントを目標。中里、石井は5位に浮上できればプレーオフ進出。白田は大きく+してグループ最下位の脱出を狙うポジションでのスタートとなった。
1回戦目に4着となり、いよいよ後がなくなった白田だったが、2回戦、3回戦で連勝、なんとか7位浮上が見える位置で最終戦を迎えた。3回戦ではライバルの中里がトップ目の南3局に大きな8000の直撃での逆転となった。
石井はトップを取ればグループ5位に。中里もやや大きいトップでグループ5位となれる条件。白田は中里と63.3ポイント差となって最終戦を迎えたため、10-20のオカありなのでトップラスであれば3300点差、トップ3着であれば13300点差でグループ7位条件を満たすこととなる。
最終戦は戦線で南入。緊迫した状況が続いたが、南2局2本場で石井が大きな3000・6000をアガりトップ目に立つ。
しかし南3局で親の中里が石井から12000を直撃、トップ争いが再び大接戦となった。
南4局、アガればトップだった中里が聴牌に辿り着く。しかし親の白田が仕掛けて12000の聴牌を入れ、中里からの大きな直撃を決めた。
その後の1本場、中里は満貫ツモ、白田からの5200直撃が7位条件となった。条件手は出来たが実らなかった。
この日3トップでグループ7位に浮上した白田。プレーオフ進出はならなかったが大きな順位浮上となった。「1戦目が終わって更に厳しくなりましたが、諦めなくて良かったです。2戦目で中里さんとトップラスを決めることが出来て、その後も中里さんを目標として最後まで打ち抜きました。また来年も応援して下さい。」と語った。
次回は9月6日の12時からプレーオフ1st、2ndが開催される。1st対局メンバーは松嶋桃、安達瑠理華、杉村えみ、愛内よしえ、2nd対局者は上田唯、水口美香、麻生ゆりと1stの勝者となる。