RTDリーグ2018のBLACK DIVISION27・28回戦が5月7日に放送され、27回戦は首位の小林剛がトップ。28回戦は瀬戸熊直樹がトップで4位に浮上した。

　27回戦はトータルトップの小林、2位の多井、4位の瀬戸熊、5位の萩原の対決。東1局1本場にリーチ・ツモ・發・ドラ・裏ドラをあがった小林と東2局にタンヤオ・平和・ドラ2を多井からあがった萩原のトップ争いに東4局の親番であがった瀬戸熊が追いつくみつどもえの展開。南2局の親番で萩原は何度も満貫の聴牌を入れるがあがりに結びつかず、供託を小林が1000点のあがりで拾うことに成功。南3局の小林の親番では萩原が先制リーチを打つも、小林が萩原のあがり牌を6枚使い切り南・トイトイ・ホウテイの12000を萩原からあがり、盤石の位置に。南3局に多井が満貫をツモあがり瀬戸熊との2着争いに。南4局は瀬戸熊、多井ともに好配牌で二軒立直となったが瀬戸熊が多井から12000のあがりとなり瀬戸熊はトップまで6300点差と上が見える位置に。1本場は瀬戸熊が萩原から5800は6100のあがり。これで小林と瀬戸熊のトップ争いが200点差、多井と萩原の4着争いが800点差と厳しい争いに。最終局は多井が小林からのあがりとなり、多井は3着キープ、小林は2着となり、オーラスの親番で粘った瀬戸熊がトップとなった。

 　28回戦は、トータル3位の白鳥翔、6位の松本吉弘、7位の村上淳、8位の内川幸太郎の対決。東2局にドラの中を対子として3面張リーチを打った松本だったが、白鳥のマンズのホンイツにつかまり7700の放銃に。白鳥は東4局の松本の親番七対子・ドラ2の6400を内川からあがり更に加点に成功。南3局の親番で村上が3900を松本からアガり連荘するも、1本場では内川と村上の2軒リーチを内川が制して1000・2000のあがりに。オーラスは3着目の内川がツモ・一盃口・ドラ2の2000・4000をあがり2着に浮上したが、跳満ツモであればトップの場面で三色でのあがりも見える手であったため、対局後に悔しさを滲ませていた。