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現代麻雀30の新常識

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ネマタの戦術本レビュー第313回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その1」

ネマタの戦術本レビュー第313回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その1」

命題1  本書ではリスクとリターンのバランスを全体成績の和了率、放銃率から算出されていますが、判断の際に参考にすべきなのはあくまで、現状の手牌、局面でリーチした場合の和了率、放銃率です。そのうえでは、先手リャンメンはもちろん、先手カンチャンや後手リャンメンですら、のみ手でリーチを打つのは一般的に損とは言えません、(「鉄...
ネマタの戦術本レビュー第314回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その2」

ネマタの戦術本レビュー第314回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その2」

命題3  場に見えている枚数によって鳴きの分岐点がどう変わるかについては、「残り枚数とチーテン入れる巡目の関係」で詳しく考察されています。 残り枚数とチーテン入れる巡目の関係その12・ドラ1の供託2本 - とりあえず麻雀研究始めてみました  実戦では本書にある通り、切れている牌が端寄りの牌かどうか、山に残ってそうかどう...
ネマタの戦術本レビュー第315回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その3」

ネマタの戦術本レビュー第315回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その3」

命題5  こちらも、「もっと勝つための現代麻雀技術論」第92回以降の内容を御参照下さい。  「親番こそ大物手を狙うべき」については、第96回でも触れています。打点が子の1.5倍というのもありますが、アガれなかった場合もツモられるケースを除けば、子よりも失点が少なく失点する頻度も低いというのもあります。  リャンメン×2...
ネマタの戦術本レビュー第316回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その4」

ネマタの戦術本レビュー第316回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その4」

命題7  「リーチ2600」と言うと安く聞こえますが、ツモって裏が乗れば満貫。アガった時の平均打点は約4600点にもなります。打点上昇の面からは悪形であってもほぼリーチ有利と言えます。役牌のみ悪形だと従来は交わし手としてダマにしたがる打ち手が多かったのも、命題2のピンフのみダマと同じ理由と考えられます。  ただし、悪形...
ネマタの戦術本レビュー第317回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その5」

ネマタの戦術本レビュー第317回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その5」

命題9  手変わりを考慮しなければ、中張牌のドラ単騎はダマでもアガリにくいので、チートイツの中張牌ドラ単騎はメンツ手のダマ悪形高打点テンパイよりもむしろリーチ有利です。  ただし、ドラを切って字牌のようなアガリやすい単騎待ちに受けられるなら、多くの場合その方が有利になります。これは中張牌ドラ単騎と字牌単騎のアガリ率に非...
ネマタの戦術本レビュー第318回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その6」

ネマタの戦術本レビュー第318回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その6」

命題11  字牌待ちのアガリ率は他家からの出アガリのしやすさに依存し、ブレ幅も大きいことは命題6で言及されていた通りです。  ノベタンも字牌単騎も、それぞれリャンメン、シャボと比べるとアガリ牌の枚数は3/4になりますが、字牌単騎は字牌と何かのシャボと比べて、出アガリしやすい字牌の枚数は減っていませんし、字牌単騎リーチ同...
ネマタの戦術本レビュー第319回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その7」

ネマタの戦術本レビュー第319回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その7」

命題13  受け入れ枚数が減ることによるアガリ率の低下が最も大きいのはテンパイしている時です。アガリに遠い段階なら多少受け入れが狭くてもシャンテン数はすぐ下がりますし、最速で進めてもそもそもアガれないことが多いので、受け入れを狭めてもテンパイ同士の比較に比べればアガリ率はさほど落ちません。  本書95頁の手牌2のように...
ネマタの戦術本レビュー第320回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その8」

ネマタの戦術本レビュー第320回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その8」

命題15  アンコの牌が危険とされたのは、その牌を待つメンツ候補がメンツになる可能性が低いので、テンパイ時まで残ることが多いからという理由からです。一方、アンコで持っている牌はシャボ待ちには当たらず、単騎に当たる可能性も低いので、その分だけ危険度が低くなるという面もあります。  このように、従来言われて来たようなセオリ...
ネマタの戦術本レビュー第321回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その9」

ネマタの戦術本レビュー第321回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その9」

命題17  安牌が無ければアンコ落としも現在では結構定着していますが、これもやはり、一般論としては正しいが特定の局面で成立するとは限らないことに注意しておきたいセオリーの一つと言えます。  「安牌が無ければアンコ落とし」は、アンコの牌は危険と言っても、放銃率の上昇率はそれほど高くはない(検証15図参照)。  他の無スジ...
ネマタの戦術本レビュー第322回「現代麻雀30の新常識  著:土井泰昭・平澤元気 その10」

ネマタの戦術本レビュー第322回「現代麻雀30の新常識 著:土井泰昭・平澤元気 その10」

命題19  一色手は河と仕掛けで手牌構成を読みやすいので、テンパイ率以上に、「テンパイしているとしてどの程度放銃するか」「放銃した場合打点はどの程度か」を把握しておくことが重要です。  例えば本書137頁の仕掛け1であれば、仕掛けている牌と同じ牌、つまりについては他のピンズよりは通りやすいと言えます。  今回はそれぞれ...
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